Sakura 2012-06-10 23:31:40 |
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「君さぁ、アイドルとか興味ある??」
お、お、お、俺が…
「アイドルぅぅ?!」
「そう!私は未来のスターを「やります!!俺!!」え?」
これが俺の人生を変えた、一週間前の出来事。
俺は神崎 爽太。高校2年生だ。
俺には皆に言えない秘密がある。
お察しの通り、将来の夢がアイドルだっていうことだ。
だって、女子が「私アイドルになりたい~!」ってのはよく聞くけど、
「俺アイドルになりたい~!」ってのはなかなかない。
一度姉だけに言ったことはあるが、
「アイドル?マジ?ウケる~」
と、バカにされた。
…あ、なんか思い出したら涙出てきた。
俺は、昔から歌うのが好きだ。それに、テレビとかで歌っている
アイドルを見ると、自分を表現できて、たくさんの歓声を浴びて…
うらやましかったし、とにかく、その堂々とした姿に惹きつけられた。
これでも俺は、顔はいい方だと思う!
自覚はある!歌も上手いとよく言われるし!
まあ、そんなこんなで、俺は今、芸能事務所の人と一緒に、
芸能事務所に来ていた。
「今、我がミュージックスターダスト社は、大型新人で
勝負にでようと思っている!そこで、君みたいな、まさに
原石のような…」
芸能事務所の人が、何か言っているが、俺は上の空。
なんたって、夢が叶うチャンスなんだ!
「これから会うのは、君のプロデューサーになる人だよ。」
そう言われとおされたのは、一つの大きな部屋。
俺は、浮かれた気分で部屋にはいる。
「失礼しま~sガッツッ!!」
その時、俺の顔になにやらけっこう硬い物があたった。
「こら、!翔太!!物なげんなあ!」
「はぁ!だまってろよ西崎のくせに!」
「黙れ!西崎ぃ!上等だ翔太!!表でろや!」
「蓮っっ!2人ともやめなって!!」
「うるせーなぁ…」
…な、なんか俺大変な所にきてしまったような…
俺はあまりの痛さに倒れ込んだままだ。
「って…放置イィ??!」
…帰りたい。
続く!かもしれない!
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