りえ 2012-06-06 22:26:15 |
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もうすっかり秋ですね。
急な変化に、風邪っぴき状態です^q^
りえ視点(またかよw
すっかり泣き止んだ私を、未だに抱きしめてくれている潤君。
…潤君はどんな顔をしてるんだろうか。
ふとそんな事が頭を過ぎり、「ここは潤君の顔を見てやろう、しめしめ…」、なんて考えていた。
色々と、頭の中で作戦を練っていると、タイミングよく、オーブンが「チン」、と音を鳴らした。
「…あ、潤君。クッキー焼けたよ!」
あくまでも自然な感じで顔を上げると、潤君の顔は、ほんの少しだけ、赤くなっていた。
つい、そんな潤君をじっと見つめていると、プイと顔を逸らさされた。
「…バカ…そんなに見んじゃねえよ…」
…きゅん。
…あ、あのね?!ちょっと弁解させて!!
だって、今までそんな事なかったのに、急に恥ずかしがってて…。
ギャップがたまりませんなぁ…。
…え?いや、何も言ってませんよ。
あんな潤君が見れたから、上機嫌でオーブンへと向かう。
上手く焼きあがったクッキーをテキトーなお皿に載せて、テーブルに運んだ。
「ジャーン!!どう…かな?」
既に私の焼いたクッキーを口に運んでいる潤君の様子を、ただただ見つめていた。
「…上手いんじゃね?」
いつもの笑顔の潤君。
「ホント?!よかった~…明日和也君にもあげようっと♪」
私も1枚だけ頂こう…と、手を伸ばすと、私の手首を潤君が掴んだ。
「え?何…潤君?」
「和也にはやんなよ、これ」
…え?
「何で…?」
「何でも。…いい?あげたら許さないからな?」
何で?何で「友達」の和也君にあげちゃダメなの…?
「和也に勘違いさせる気か?」
「いいじゃん!!友達なんだからさ!」
何でか悲しくなって。言わなきゃ、って思って。
そしたら、珍しく潤君が大きな声を出した。
「お前はよくたって、俺はよくたって、和也がダメなんだよ!!」
「どういう…意味なの?」
「お前が勘違いさせて、和也は少しでも可能性あるかもって、思うだろ?それでお前は、「私は潤君と付き合ってるから無理」、なんて言ったら、傷つくのはあいつなんだよ!!」
そうだ。
…私は、和也君の気持ちも、潤君の思いも、わかってやれない奴なんだ。
最低女…ですかね。
今回はここまでなりぃ。
ちょっとりえが鬱っぽい状態になってる…。
大丈夫かなあ?(他人事
であであ、次回もお楽しみに~ノシ
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