短い小説

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あい  2012-04-10 21:25:08 
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  • No.6 by ナルガ魔導師  2012-04-13 00:22:24 

第一章 魔術!科学! 第三話 救出

向けられる銃口。

「さっきまでな~にコソコソしてたのかな?おチビちゃんよ。」

ダーン!

弾丸が腕に当たった。
俺は腕を抑えて呻いた。

「痛いか?じゃあ、楽にしてやろうか?あぁ?」そう言って彼は弾丸を再装填して構える。
引き金に指が掛かる。

「殺られる!」そう思い、覚悟した時だった。

彼の動きが止まった。止まると言うより静止した。

「助かっ……た……?……」そして俺は気絶した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

目を覚ました時には、知らない天井を見ていた。

「ここは……?」

「あ!目覚めた?」横から声がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「目覚めた?」俺は言った。

「はい……。」

「だいぶうなされていた見たいだけど。気分はどう?」

「まあまあですね……。」

「あ、そう。」俺は素っ気なく言って見た。

「……………。」

しばらく、重い空気が流れる。

「あ、ありがとうございました!」少年はそう言うと、起きて出て行ってしまった。

「はあ、俺こう言うの苦手なんだよなー。」そんな事を言いながら俺はベットに横になった。

そして、発信器の位置情報を知らせるモニターを見た……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ、はぁ、」俺は走る。

通りすがりの人とぶつかる事なんて気にせず走る。

俺は路地裏に入った。

「よぉトール!今度は何か持ってきたか?」一人の男が言う。

「うん!こんなの持ってきたよ!」少年の手にあったのはエインのCz75だった。

「おぉ!だいぶ良いのを持ってきてくれたなぁ!お疲れさん!」男はそれを手に取り、少年に金を渡す。

「サンキュー♪」その時だった。

後ろから轟音がしたと思ったら、目の前に火柱が立った。


「ダメじゃないか~!人ん家から勝手に銃なんて持ち出しちゃあ!」振り返ると、さっきの人が攻撃紋章を展開していた……。

続く

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