十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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少女「ふ…ふあぁぁああぁぁ!」
律「うおっ…」
何やら叫びながら廊下を一直線に走り、何処かに行ってしまった。
律(何だったんだ…?)
どっかで見た事があるような気がしたが、特に気にする事もなく帰路に着く。
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律「んっ…」
次の日の朝。いつもと同じ動作を繰り返し、朝食後に珈琲を飲む。
律「そういや…弁当箱」
昨日のうちに洗っておいた弁当箱を包み鞄にしまい込む。
律(早く返しときたいしな…)
そう思い玄関に行き、鍵を閉めてのんびりと通学路を歩く。
俺に対しての視線がチラチラと向けられる。
同じ制服を着てる事から、恐らくすでにほぼ全校生徒に知れ渡ったであろう。【赤き死神】って事が俺えの視線を更に増幅させる。
律(随分と嫌われるものだな…)
何故か、予想通りの反応に自嘲の笑みを浮かべ、当然と考えを一蹴し、通学路を進む。
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