十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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よく分からず連れて来られたのは屋上。
何の話だかは皆目検討も付かない。
この間のアドレスか…?
消せと言うなら、即座に消すが…
とかるく考え込んでいると、俺の前に綺麗に包まれた四角い箱が出された。
葎「ん…?」
美央「べ…弁当だ…。貰ってくれ…//」
葎「あぁ…ホントだったのか…。冗談かと…まぁ、ありがとな」
受け取り座る無月が横に座る。
弁当箱を開くとバランスが取れていて良い色合いの弁当が飾られていた。
本当に残りか…?と疑問に思ったがそれは飲み込んだ。
葎「いただきます…」
無月の料理は先日食べたため味に心配はないのは知っている。
葎「で…その話って…?」
訊ねると言いにくい事なのか一瞬口を紡ぐが直ぐに切り出した。
美央「律は遠足の事は知っているな…?」
律「遠足…?あぁ…今週末の」
美央「そうだ…その私達と組まないか?」
律「は…?」
開いた口が塞がらないとはこの事だ。
全く持って意図が読めない。
しかも…私《達》だって…?
律「それは断固として断る…」
俺の口からは戸惑いなくその言葉が出された。
理由は簡単…俺が信用していないから。
いや…違うな…。正確には【俺が信じようとしない】だな…。
美央「差支えがなければ理由を聞いても良いだろうか…?」
納得いかない…。と言う顔をしている。
律「無月先輩は苦手なタイプの人間ではないが…それは別の話だ。それに達、と言うのは複数形だろう…。俺は信用出来ない人間とは関わらない。それだけだ。」
そう…俺が関わりたくないからだ…。
厄介事はごめんなんだ…。
弁当を綺麗に食べ終わり弁当を包み立ち上がる。
律「これは今度洗って返す…」
と弁当箱を持って無月に一言掛け屋上を後にする。
ズバリ言い過ぎたか…。
と自己嫌悪…。だが付きまとわれるよりは幾らかマシと思い込み考えない事にした。
俺が出る時無月が言った台詞に気が付かずに…
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紗弥>
そうですね。僕も大好きです。
面白いですよね。(微笑
僕も書いたのは半年位前から何で、全然良いもの何て書けないんですけどね(苦笑
好きなら続ける事が一番良いと思います。(微笑
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