Oh my sweet Darling! 〆

動くな！

( バディの真剣な頷きに対してニヤリと笑って頷き返し。──2,1,0の瞬間に車のドアを勢いよく開ければ、ベッカが拳銃を犯人に向けていることを確認してから、ゆっくりと自分も犯人に向き直り。銃を突きつけたまま運転席と助手席に若い男が1人ずつ、それ以上誰も隠れていないことを確認すれば、「よし、手を挙げて、1人ずつこっちのドアから降りてくれ。」と穏やかにハッキリと犯人を車外に誘導して。一応犯人は彼らで確定だろうが、証拠が出ていないのに逮捕する訳にはいかないため、武器の確認も兼ねてボディチェックを、腕力と立ち位置を考えれば自分が行うのが効率的なため、このままベッカが何もしなければ、拳銃を下ろして男たちのポケットを、次に車内を確認し証拠を発見するだろう。)

テオ、ボディチェックをお願いしてもいいかしら？

（ 自分が銃を向けていれば彼は手を挙げるように命令を。車から出てきた若い男らはテオにおとなしく従っているが、油断はできない。テオの方に男が一人降りているため、自分は銃を構えている間にボディチェックをやってもらうことにして。
白い車とパトカーで道を半分ほど塞いでしまっているせいか、多くの通行人が立ち止まっていることに気がつくと、「下がってちょうだい、どうも」と牽制して）

……わあってるっつの。

( 他の人物が同じことを言ったのならば何も気にしなかっただろう。それがただのお願いだとわかっていても、今にもボディチェックをしようとしていたところでそう指示されれば、ベッカは自分を信頼していないのだろうかという不満が頭をもたげて、つい余計な一言を。直ぐに──ガキか俺は、と自分の態度の幼稚さに気づくも、引っ込みがつかなくなって不機嫌な調子で男たちのポケットをまさぐれば、出てきた被害者のものと特徴が一致する財布を冷ややかな視線で確認し、被害者の身分証明書を確認、普段は態々口にしない指示とともに財布をベッカに突きつけて。 )

ホラ、現行犯。早く署に連絡して。

( ／ お世話になっております。PFの時点でもとっても素敵だったのですが、話してみると更にかっこよく素敵な娘様で！お返事の度にキュンキュンしております。
今後の展開ですが、このまま署に護送して調書をとる係に引き渡すまで、というのはいかがでしょうか？犯人たちは署までたっぷり痴話喧嘩に付き合わされる感じですね笑)

（ 相手の不機嫌な調子に感づいたものの、任務遂行を優先すべきだと敢えて触れず。しかし、突きつけられた財布をひったくるように受け取り少しの反抗を。警察署に一報入れれば、指示を聞き「えぇ、車の中を確認したら署に向かいます」と答えて。男らに向き直ると、「車の中を見せて」と告げ。抵抗できないと悟ったのか、男らはすんなりと了承した。慎重に調べると中には何もないと分かり。）

署に来てもらうわよ。


（/こちらこそお世話になっております。主様との相性が良いかどうか不安になりながらの返信でして、気に入っていただけて安心しました…！主様の息子様もとても素敵で感心しています。
引き渡しまでですね、了解です。痴話喧嘩、楽しみにしています笑。）

( 勝手に不機嫌になっておきながら無言で財布をひったくられるとムキになり、口にしかけた謝罪が胃の奥底に沈んで消失する。車内を確認するバディの代わりに犯人を監視し、連行される彼らの代わりに車の処理も進めるなど仕事は真面目に熟すものの、犯人たちをパトカーの後部座席に詰め込む力がほんの少し強くなったのは完全に八つ当たりで。

現場での処理を終え、署に戻るために運転席に乗り込む頃になってもその機嫌が治ることはなく。シートベルトを締めながら唇を尖らせる様は、いい大人の態度とは思えない程子供じみていて。 )

お疲れ様……なんて、優秀なクラーク刑事様ならこれくらい全然ヨユーか。

( ／ こちらこそそう仰っていただけて安心致しました。褒めていただいたそばから喧嘩を売ってしまい申し訳ございません、、
レベッカ様に対してだけは、弱い息子ですのでお付き合いいただければ幸いです。)

どーも。…それであんたは何が気に入らないのかしら？

（ 男らに付けた手錠が外れないかしっかり確認してから助手席に座り。シートベルトを締めながら、へそを曲げている相手の発言を軽く受け流して。顔を彼に向ければ、機嫌が悪い理由をそれとなく尋ねて。「文句があるなら署に着くまでだったら聞いてあげてもいいけど？」といつもの調子で投げかけて ）

……別に。
俺だってチェックしようと思ってたのに……俺が勝手にムカついただけ！ベッカちゃんは悪くないし！

( ベッカがシートベルトを締めたのを確認すれば、署に向かって静かに発車。促されてぶすっとフロントガラスを睨みつけながら口を開くも、我ながらその稚拙さが嫌になって逆ギレするという更に子供っぽい真似を。基本的に人当たりの良い性格は自覚してる故、何故こんなに拗ねているのか自分でも図りかね、言葉を探すようにあー、だのうー、だの唸ってから、赤信号で止まった瞬間に思い当たったように口を開き。 )

……バディ、そう！もっとバディを信用してくれても良くない！？

（ 「悪くないって言われても…その様子じゃまるで私が悪いみたいじゃない。」と零して。
一方の彼は不満を正直に吐くかと思いきや逆ギレ。それに対して「はぁ？」と首を傾げて相手の言葉を待ち。そうしていれば停車直後に「もっと信用してもよいのではないか」と言われ、腕を組むとため息混じりに答え ）

信用してるわよ。もし私があんたのこと信用してなかったら、態々任せることなんかしないで全部私がやってたわ。

はァ！？何言ってんの絶対やめろよ！

( そもそも己が変なことを言い出した上での仮定の話にも関わらず、1人で2人の犯人に対処するベッカを思い浮かべれば「あぶねえだろ！」と目を剥いて。事件解決の為ならば手段を選ばない節のあるバディに冷や冷やさせられた体験を思い出すと、元の不満から今度は彼女の無茶に意識が移り、青信号にアクセルを踏みながらため息をついて。彼女のことは信用しているものの、女だと見れば付け上がる連中も少なく心配なので無茶をしないで欲しい、というのが本意なのだが苛つきのあまり誤解を招きそうな発言を。 )

一応女なんだから気をつけろって……

もう、声が大きい……！
何よ急に。「もしも」の話でしょ。

（ 仮定の話を持ち掛ければ、予想外の彼の食いつき様。一応後部座席には人がいるのだから、軽く彼の肩をはたき声の大きさに対し注意を喚起して。
「一応って何よ！」と案の定相手の発言に噛み付き。息を大きく吐いて冷静を取り戻すと、相手に再び投げかけて ）

あんたの方こそ私のこと信頼してるのかしら？

ちょっ……運転中！

( 肩を叩かれれば運転には影響を出さないものの、ギョッとして肩を竦める。彼女の雑さと諸々に「ベッカちゃんも声でけえし」と呆れたようにため息をつけば、相手から不意に投げかけられた質問にムッと眉を顰め。心外さに買い言葉で言い切ってから、その発言の恥ずかしさに気づけば、表面上は平静を装ってフロントガラスの向こうを睨みつけ。 )

はあ？当たり前でしょ！
俺よりベッカちゃんのこと見てる奴なんて署にいないからね！……バディなんだから。

信頼してるって言ったわね？覚えておくわ。

（ 声の大きさを注意されたことに対しては「ごめん」と一言。テオのそわそわした様子よりも、自分が信頼されているかどうかを気にかけていて。相手の返答を聞けば、表情を変えずに腕を組み。ひとまず話を切り上げると彼に続いて顔を正面に向けて。「そろそろ着きそうね」と、素早く切り替えていて）

……うん、そうだね。

( 明らかに調子の狂っている自分と比べて、あまり気にしていない様子の相手に無自覚に凹みつつも、短い返事とともに署に向かって最後の交差点のハンドルを切り。
敷地に入る頃には同じように気持ちを切り替えて、取調室を用意してもらうよう先駆けて無線で連絡をとり。スペースに並行に几帳面に駐車しながら、いつも通りの調子で「はい、到着。おつかれー」と明るく笑って。ついでにシートベルトを外しながら、わざとらしく真剣な表情で軽口を。 )

あーあ、捕まえるより事後処理の方が面倒だよな。忙しい時とか逃がしちゃおっかなって思うもん。

テオもおつかれ。それと、安全運転ありがと。

（ 相手の発言に微笑みながら答え、安全運転をしてくれたことへの感謝を付け足して。
シートベルトを外しながらの彼の発言に対しては同意の意を込めて頷き。しかしながら、仕方のないことだと肩をすくめて。それだけ言い残すとドアを開け車を降り ）

まぁ、確かに大変よね。でも仕方ないわ。私たち警察がやらなかったら、他にやる人がいないもの。

まあそうだな、そんじゃ悪いけど降りて歩いてくれるかな。

( 感じの良い安全運転のお礼に「はいよー」と軽い調子で答えながら車を降りる。肩をすくめるベッカに並びながら、軽薄さの中にも警察としての信念が垣間見える目を細めてへらりと笑い。周りや車内を軽く確認してからバディに目配せすれば、後部座席のドアに手をかけて。 )

（ 「えぇ、分かったわ」と車から降りれば一旦、到着の報告を。テオが指示した取調室と調査係の準備は既に完了しているようで。信頼しているバディの目配せには小さく頷いて応え、彼とは反対側の後部座席のドアへ ）

もうあっちは準備万端みたいよ。

おーありがとう、流石お仕事出来るなあ。

( 到着の連絡を入れてくれた相手にお礼を言いながら、後部座席のドアを開けて。再度犯人の手錠がしっかりかかっているか確認した後「ちょっとごめんねー」と犯人の腰に手を回して腰紐を取り付けて。観念したのか、痴話喧嘩にうんざりしたのか、大人しくしている2人に「ご協力ありがとう」と手早く結び終えれば、殿側の端を自分の腰に巻き付け、先頭の端をバディに差し出して。
それから急に今日の取り調べ官を尋ねたのは、犯人の事情にも理解のある親身で信用のできる奴である、とそれとなく犯人に伝えて取り調べをスムーズに進めるための茶番の前フリで。ベッカには事前に何の打ち合わせもしていないものの、彼女なら意図に気づいてくれるだろうと疑わない自然な笑みを浮かべて。 )

そういや今日の取り調べって誰だった？クリス？

えぇ、どうも。

（ 紐の先端を手に取り最終確認など、準備を整えて。
いざ引き渡しに向かおうと思っていたところ彼から突然、担当の調査官の話を振られて。一体なぜわざわざそんなことを聞いたのだろうかと一瞬目を丸くしたものの、数秒後には彼の意図になんとなく勘づいて。「そうよ」と答えると、テオと二人の男を交互に見やって口添えして ）

彼なら……問題ないわ。彼、相当優秀だし。

えー、アイツ被疑者に肩入れしすぎだろ。
彼らにも理由がーとか、優先すべきは被害者だろって。

( こちらの意図を正確にくみ取ってくれたバディに内心感謝しつつ、呆れたように口をへの字に曲げて追加情報を。犯人たちの目を盗んでバディにウインクすれば、取調室はもうすぐで。
このまま引き渡せば一段落、油断せずに犯人を監視はしているものの、今朝 署長から潜入捜査の詳細を決めると呼び出されたことを思い出して、この後伺えば丁度いいだろうと午後の予定を考えながら、取調室をノックしようと。 )

( ／ お世話になっております。
カーチェイスや痴話喧嘩など此方のやりたいことにお付き合い頂きありがとうございました。
もしこのシーンでこれ以上やりたいことがなければ、そろそろ潜入生活にうつっていければと思うのですが、いかがでしょうか？

引越し当日からだと始めやすいかと考えております。現時点で新居については、周りも親子の多い新興住宅地の一軒家をイメージしておりますが、別のご希望があれば是非お申し付けください。
また再確認にはなりますが、ラブコメ希望です。少々ぶっとんだ少女漫画展開など(演技でイチャイチャしたり、軽度のラキスケ展開)も好きなので、苦手やご不安などがありましたらその都度仰っていただければと思います。)

（/いつもありがとうございます。はい、潜入生活の方へ入っていただけたらと思います。
今後の展開の件も承知しました。レベッカは相手のことを徐々に意識していく予定です。）