異能世界でぼくらは生きる-セカイはまだ終わってすらいない-（いのぼくのキャラと版権キャラのなりきりストーリー）

聖風「軽く言うけど、罪咎王の部下へのどれだけガードがどれだけかたいと思ってるのさ…感謝すべきなんじゃないのかなぁ……あと、神造兵器君洗脳した上で支配派に引き入れたってさー」

雪「…へぇ…そうですか(クレープを食べ進める)」
グリード「…FOX、顔色が悪い様だな。まさか…敵に同情してる訳では無いな？」
雪「ははっ、そんなわけないじゃないですか。ツンドラよりも冷徹で有名なFOXちゃんですよ～？」

聖風「んでもさ、ちょっとヤバいよねー……アナスタシアとかいうやつ、こっちに牙向いて来たらたまったもんじゃないよ？それこそさ、タダのあやつり人形にしたりーとか？」

雪「アナスタシアねぇ…あの人、苦手なんだよなぁ…(聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟く)」

聖風「？(FOXの方を見て首を傾げる)……まぁ、これで不安要素は二つは差し押さえられたも同然だからちょっと安心というかー、俺の仕事無くなったなー完全に」

雪「日向君の目付け役とかどうですか？初心者歓迎、無給料無有給で今なら誰でも採用します！」

聖風「歓迎するなら金をくれ！！！！！！」

雪「あの日向君ですよ？ビタ一文もくれてやるつもりはないでしょうね～」

聖風「うわぁぁぁぁ！！！タダ働きは嫌だ！！絶対に嫌だ！！だったら仕事入るまで有給消化する！！！」

グリード「…そんな茶番をやってる暇があるんだったら、今この世界にいるブレイダーを捕獲すればどうだ。奴らは反乱分子として指名手配されているからな」

聖風「えぇ～～～(面倒臭いと言いたげな顔)」

グリード「諜報員としての役目を全うしろ。さもなくば…俺がお前達を殺すぞ」

聖風「ふーん……そう言うのは自由だけど～……そんなことしたら総理が黙ってないんじゃない？総理は仲間割れは望んでないしさぁ……そこんとこどうお考えなのかなグリード君？」

グリード「…俺の邪魔にならなければそれでいい(人混みに紛れてそこから去る)」
雪「ほんとつれないですねぇ、グリード君」

聖風「ホントだよねぇー……俺達みたいに余裕あればいいんだけどー……あ、ちなみに俺この件終わったらしばらく休むんだぁ～、俺が休んでる間がんば～」

雪「りょーかいでーす。ごゆっくりしてきてくださーい」

聖風「FOXは話がわかるから助かる……グリード君に言ったら働け、って言うもんなー……」

雪「若くして社畜だなんて、世知辛い世の中になったもんですなぁ」

聖風「時代の移り変わりって怖いなぁ……怖い怖い」

雪「そんじゃ、私もここで失礼するとしますかね。今日は推しの円盤発売日なんで行かなきゃなんですよ。また会いましょうね
～(手を振りながらその場を去る)」