『　龍神様のご寵愛　』／　〆

（/お待たせしました、トピ立てありがとうございます。主様のご期待に沿えるようお相手を務めさせていただきますので改めてよろしくお願いします！）

(/いえいえ、ご移動ありがとうございます。此方こそどうぞ宜しくお願い致します。先ずは世界観など改めて話させて頂きます。下記が募集内容になります。

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《龍神に生贄としてはべらなければ祟で村が滅びる》

龍神様にそう告げられ、世話係として人間の娘は召し上げられる。龍神様の住まう神域で献身的にお仕えするうちに、龍神様に見初められ娶って頂くことになった和風ファンタジー異類婚姻譚。

《世界観》
昔々のお話です。ある島国のある村では、龍を神とし崇めている民たちがおりました。ある時から日照りが続き、このままでは村が滅びかねないと村人達は懸命に祈りを捧げました。が、その甲斐も無く一向に雨は降りません。そこで村の長達は、神事に従事する女性の中でも、一際美しく気立ての良い娘を生贄として龍神のお社にお供えしましたところ、これが功を奏し、無事に日照りから村は救われたということです。この日以来、龍神様によりこの村は護られ、繁栄し、村人達は幸せに暮らしました。そして、生贄として差し出された娘は、どのようなご縁があったのか…龍神様と結ばれ末永く幸せに暮らしましたとさ。

《募集》龍神様
とある時代のとある村を護る神。普段は人の姿をしているものの、神故に浮世離れした美しい相貌。生贄の娘を気に入った様子。

《提供》人間の娘
生贄となった巫女。初めこそ世話役として傍に置かれたが、時間を過ごすうちに龍神に心惹かれてしまう。
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時代としましては江戸時代前後とぼんやり考えております。電子機器や車などはなく、灯りは提灯、移動手段は馬や籠、着るものは和装といった文明開化以前の時代となります。
舞台設定についての説明で一旦区切りとさせて頂きますが、ご不明な点などありますでしょうか？ )

（/丁寧なご説明ありがとうございます！疑問等は今のところ特にありません）

(/良かったです。それでは続きです。
龍神様のご容姿ですが、あくまでも和風ファンタジーですので髪色や目の色などの制限はございません。また神様という括りですので、美化してくださっても構いません。とくめー様のお好きなお姿で作成くださいませ。
当方も間もなくキャラの作成に取り掛かろうと思いますが、とくめー様の萌えや萎え、こんな要素があったら等のご要望等ありましたらお聞かせくださいませんか？)

（/此方からの要望としましては少し世間知らずで他人の悪意というものに対して鈍感で人を疑うことを知らないような純粋で無垢な女の子がいいです。ついでに敬語口調だったりすると個人的に嬉しいですね。
主様から此方のキャラについて何か要望などはありますでしょうか？もちろん無ければ無いで構いませんので参考までにお聞かせ願えればと思います）

(ご意見お聞かせくださってありがとうございます。提供のキャラ設定について把握致しました。敬語口調いいですね、プロフィールに盛り込みます。

お気遣いありがとうございます。そうですね…過度のツンデレや女々しい、粗雑な言葉遣いを避けて頂けますと有難いです。また当方の萌えとなり恐縮ですが、背丈が高めだったり、見た目年齢が人間の20、30代の男性ですと大変嬉しいです。

それでは早速プロフィールを練ろうかと思いますが、先に此方のものを提示した方がよい場合は一言お申し付け下さい。なるべく早く作成しようと思います。)

（/質問へお答えいただきありがとうございます！主様の要望と当方が漠然とイメージしていたキャラクター像とがドンピシャでビックリしました！背丈が高めで大人っぽく落ち着いた雰囲気の神様をイメージしてPFの作成をさせていただこうかなと思います

可能であれば主様のPFを参考にしたいので先にお願いしてもよろしいでしょうか？図々しいではありますが宜しくお願いします）

名前：宮乃(ﾐﾔﾉ)
年齢：18歳

容姿：背丈160cm程。女性らしく丸みを帯びているとはいえ、全体的には線が細く華奢な体つき。長く直毛の紫黒の髪は前髪を残し腰元で緩く一つに結っている。長い睫毛に縁取られたやや垂れ目がちな瞳は濃藍色。肌は色白であるものの頬や唇は桃の花ように淡く色づいている為、あどけなさが残る顔立ち。

服装：白い小袖に朱色の緋袴を合わせ、足元は白足袋に草履という巫女装束に身を包んでいる。

性格：物腰柔らかく誰とでもすぐ打ち解けるが、特に目上の者に対しては控えめで礼儀正しい。生来、正義感が強く、他者を守る為には自分の身を犠牲にすることも厭わない。 物心ついた頃から神職に携わっていた為、外の世界の事には疎く世間知らずな面を持つ。また職業柄、人を疑うことを知らないが故に良く云えば純粋、悪く云えば他人の悪意というものに対して鈍感である。

備考：村を救うために一人自ら進んで生贄に。龍神様のお社の前で祈祷していたところ、人の姿をした龍神に声を掛けられ、そのまま神域に召し上げられることになる。

(/大変遅くなりましたが、プロフィール作成致しました。 一度お目通しして頂き、不備などあればお気軽にお申し付けくださいませ。)

（/素敵なPFをありがとうございます！不備なども見当たりませんので是非ともそのままお相手をお願いします。
当方のPFですが本日の夜には提出させていただく予定です。お待たせしてしまって申し訳ありませんがご了承ください）

(/お褒め頂き恐縮です。承知致しました。こちらの方はお気になさらず、気の済むまでゆっくりご作成なさって下さい。それではとくめー様のプロフィールを心待ちにしておりますね。)

名前：水仙（スイセン）
年齢：未詳（見た目は20代後半ぐらい）

容姿：身長196cmと長身で無駄な肉付きがなく全体的にスラッとしているが姿勢がよく堂々たる佇まいから線が細かったり頼りなさげな印象は与えない。黒の色素が強めの茶色く少し毛質が固めで長めの髪を頭の後ろでひとまとめにして結っている。目力が強めの琥珀色の瞳は切れ長で眉尻にかけてつり上がっており、凛々しさを強調している。肌は色白で一点の曇りもないその様は無機物のような美しさすら感じさせる

服装：濃い紺色の生地に金色の豪奢な装飾の施された水干風の装束に身を包んでいる。

性格：性格は大らかで落ち着き払っていて感情的になるということも殆どなく、物事に深く執着することは滅多にないが、ひとたび気に入ったものがあれば手元に置いておかなければ気が済まない質。人の気持ちの機微に少々疎く、他人に気を遣ったりということは少し苦手で悪気はなくとも無神経な発言や行動をしてしまうことも。

備考：人の生き死に、村の存亡については関心がなく神として与えられた役割と古くからの盟約にのみ従って過ごしていたが、自分の身も省みずに村人たちの為に一心不乱に祈りを捧げる生け贄の娘へと興味を示し自分の傍へと招いた

（/お待たせしてすみません！PFが完成しましたのであげさせていただきます。主様のものに比べて拙い出来ではありますが何か不備や要望などありましたら何なりとお申し付けください）

(/お早い作成ありがとうございます。拙いだなんてとんでもございません！美しさと凛々しさが神様のイメージにピッタリで文章を綴るのが早くも楽しみになってきました。
始めるに当たって場面にご希望など御座いますでしょうか？特に希望が無いようでしたら出会いの場面から入ろうと思うのですが、いかがでしょうか？)

（/お褒めの言葉ありがとうございます。こちらも今から素敵な娘さんとどのような物語を紡いでいけるのかとても楽しみです。
そうですね、自分としても最初は出会いの場面からがいいと思います！初回はお願いしてもよろしいでしょうか？）

(/そう仰って頂けてとても嬉しいです。それではそろそろ背後は失礼致します。遅くなりましたが、どうぞ宜しく御願い致します。)

＿...
(巫女の役割の一つに龍神様のお社へ出向き祈祷するというものがある。ただそれは表向きの表現であり、この意味するところは人身御供である。それを知っているが故に、自ら進んでその役目を引き受けた。数日かけて身は清められ、簡素な籠に乗せられて運ばれる。目的地に到着するやいなや御者達はさっさと立ち去ってしまった。黄昏時に社にただ一人というのは流石に心細さを感じたが、村や村人達の事を思えば自然と身が引き締まる。祈祷を始めて暫く、集中していたせいか不意に掛けられた声に小さく肩が跳ねてしまい。声の主を確認しようと恐る恐る視線を上げて)

（/初回ありがとうございます。此方も本体はこれにて失礼しますね）

…人の子よ、お前はこれまでここへやってきた者とはどうにも違うな
（また新たな生け贄が運ばれてきたようだ、社の外に感じた人の気配に何の感慨もなくそんなことをまず一番に考える。龍神と呼ばれる己の力の及ぶ地で村人たちの暮らしの安寧を約束する代わりに貢ぎ物として若く美しい娘を用意させる、それが古くより人と神の間で交わされた盟約であり習わしである。果たして今回やってきた娘はどのような者か、少しばかり興味を抱きつつその様子を相手に感ずかれないよう離れた場所からしばらく見守っていれば脇目もふらず祈りを捧げることにのみ意識を傾ける少女の姿に正直感心をして。これまでやってきた生け贄はといえば自らの境遇を嘆く者、理不尽に対して憤慨する者、自ら命を絶とうとする者など様々だったが何者も我が身可愛さに利己的な行動をとる者ばかりであり彼女のように自らの置かれた境遇と運命を享受し、尚も他人のために祈りを捧げる者を見たのはこれが初めてで、久しく感じることのなかった興味という感情を抱けば静かに近づいていき祈りを捧げる小柄な少女の上から淡々とした口調でそう声をかけ）

左様にございますか…至らぬ点がありましたこと、誠に申し訳ございません。どのような罰をも受ける覚悟はできております。ですが、どうぞ村だけは、村の人たちだけは傷つけぬ様お取り計らい頂けませんか…
(咄嗟の事にやや上目遣いで見上げる形となった視界に入ってきたのは凛々しさと美しさを合わせ持つ青年の姿であった。祈る事だけに気を向けていたのだろう、いつしか空には高く月が昇り差し込む月明かりも相まって、より一層目の前の方の美しさが引き立つようで刹那魅入ってしまうも、その口調振りから瞬時に龍神様だと悟っては今更ながらに三つ指ついて頭を下げ。発せられた内容から自分では気付かぬ内に何やら粗相をしてしまったかと思考を巡らせつつ、詫びの言葉と共に床に額が触れそうなほど深々と頭を下げ。自身の失態は我が身のみで償うべきと僭越だと重々承知した上で、やや震える声で言葉を紡ぎ)

解せないな…この期に及んでお前は我が身のことよりも、お前を人柱とすることで自分たちばかりが生き残る選択をした村の人間の身を案じるというのか？
（此方の顔を見るなり己が何者であるかを直感的に理解したのだろう、平伏した彼女の口から飛び出したのは許しを乞う言葉、それに続いて紡がれたのは村の人間のことを案じるかのような言葉であって。彼女はといえば神である己のことを決して軽んじている風でも侮っている風でもなく、むしろ人一倍畏れ敬っているようですらあり、そこまで理解している以上こうして社へとやってきたその先に待ち受ける運命もキチンと理解しているはずだろう。にもかかわらず、自らの身や一族の保身などではなくあくまでも不特定多数の他人の為の願いを口にするということが、自身がこれまでに見てきた人間という生き物と比べて異質なものに映り、尚更強く興味を惹かれれば、まさか本人が自ら望み務めを果たすという覚悟を持ってやってきたなどとは夢にも思わず、彼女が不幸にも生け贄として選ばれ村人たちのエゴの為に利用されているのだと現在の立場を再認識させるような残酷な言葉を敢えて付け加え、それでもなお何故他人の為に祈ることが出来るのかという疑問を見下ろすような格好で投げかけて）

この選択は、傍から見ればそのように映るかもしれません。ですが、私にとっては恩返しだと思っております。寺の者は孤児だった私を育て、沢山の愛情を注いでくれました。村のみんなもまた然り…そんな心優しい人たちが以前と変わりない生活を送れるようになるのであれば、我が身がどうなろうとも構わないと思っております。
（先程の"他の者とは違う"という言葉の意味はこれであったかと理解すると、神の怒りを買ってしまったのかもしれないという不安により極度に緊張していた糸が緩み始め、落ち着きを取り戻し。しかし目の前に居る相手は神聖なお方、緊張感は保ったまま無礼が無い様、発言には慎重に言葉を選ぶ。相手の鋭い指摘には正直、苦い表情を浮かべずにはいられなかったが、だからといって今更この決定に不満を申し立てるつもりはなく。むしろ自身が犠牲となる事で彼らが救われるのならば、この先に待つ運命がどのようなものであっても喜んで受け入れるつもりである。目一杯の愛情をくれた彼らに再び笑顔が戻るところを想像すれば自然と目尻が緩むのを堪えきれず。時々考えている事がこうして表情に出てしまうことがある為、平伏した姿勢のままで良かったと安堵したものの相手は神様なのだから、もしや顔など見なくとも表情を読む手段を心得ておられるのでは…などという恐ろしい考えが頭の片隅を占めつつも、しっかりとした口調で意志を伝え。)

ほう、つまりお前は村の人間から受けた恩に報いるため自ら望んでその身を捧げにここへ来たと、そう言うのだな
（これまでにここへやってきた娘たちと彼女の違い、感じていた違和感の正体、それは同じ生け贄候補であっても彼女の場合誰に強要された訳でもなく強い信念と意志を持ち、自身の身を賭してでも村を救いたいという覚悟によるものだったのだとここにきてようやく理解をし、合点がいった様子で深く頷き。そして、同時に世の中には受けた恩を返すためならば自らの持てる全てを投げうつことすらも厭わないとそんな風に考える人間がおり、それこそが今目の前で地面につきそうなぐらいに深々頭を下げている彼女その人だという事実、己がこれまで出会ってきたどんな人間とも異なる考えを持つ彼女に対して更なる興味が芽生え未知なる出会いに珍しく気分が高揚していくのを感じていて『…人の子、お前の名はなんという？顔をあげて我へとよく見せよ』平伏したまま此方へと顔を向けようともしない彼女の前にしゃがみ込み、僅かに口許を緩めながら言葉の端に少しばかり興奮の色を滲ませながらまくし立てるように口にして）

仰る通りでございます。恐れながら龍神様のそのお力で、何卒お救いして頂けませんでしょうか…そのためなら私は何でも致します。
(こちらの語彙力不足から言葉足らずだったにも関わらずここまで察してくれた事やほぼ身の上話に近い話を最後まで傾聴してくれた事に感謝の念が溢れると同時に心の器の広さを感じ。この方にならどのような扱いを受けようとも構わないと思える程に尊敬の念は高まっていて。微かな衣擦れの音や声が近くなった事から相手が腰を落としたのだろうと察しつつ刹那見たあの姿が目の前にあるのかと思うとやや気恥しさがあり。しかし神の仰せには背き難く徐に顔を上げてみてはその距離の近さと優しげな表情に胸高鳴らせ。直視しては失礼にあたるだろうとやや視線外しながら『 私は宮乃と申します…』とだけ言うのが精一杯で)