鐇 2018-07-17 02:34:02 |
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赤井
ん…いや、すまない
(相手からスキンシップに関して突っ込まれれば今まではそんなに触れることもなかったことを思い出してス、と手を引っ込めてポケットへといれれば弁解は思いつかなかったのか謝るだけに留めてイタリアンの店へ向かおうと歩き始めて
安室透
っ謝って欲しいわけでは無いです、、
(すまない、と謝られて手が離れてゆけば、本当はもっと触ってほしいなど言える訳もなく。 謝罪の言葉がほしいわけではない、とだけ伝える形になってしまう。ここで素直に言えれば楽なのだろうが、どうも言葉にしようとすると喉元を誰かに絞められているように言葉が出ない。そんな己に嫌気がさすのか相手にバレぬよう下唇を噛んで。 己が賛同したイタリアンのお店へと歩みを進める相手の後を追うようにこちらも歩き出せば、何時ものようにニット帽を被る相手の後頭部を目で追う。 好きだと言ってしまおうか。 だが、もし、振られたら…。 そんな事を考えて。)
赤井
隣、来ないのか?
(謝って欲しいわけではない、ということは触れたこと自体は嫌がられてはいないのだと悟り口元に小さな笑みを浮かべて歩いていたが、背後についてくる気配はあるものの並ぼうとしない相手に立ち止まり振り返れば片手を差し出しながら不思議そうに問いかけて
安室透
!…行くに決まっているでしょう …!
(差し出された手と相手の言葉に一瞬で顔を明るくさせて。相手のことになると己は本当に単純だなと笑いたくもなる。相手の差し出した手に己の手を重ねてきゅ、と軽く握れば、もう相手への気持ちはバレているだろうかと相手の目を見つめてみる。)
赤井
どうした?
(一瞬にして飛びつくように手を取り隣に並んだ相手に小さく笑みを漏らしていれば隣から何か言いたげに見つめてくる視線に気づいて相手のほうへ視線を向けては首を傾げて
安室透
、いえ …、 後で言います、、
(どうしたかと聞かれればどうせならいいムードで言いたい、と首を振って笑って見せて。「早く行きましょう、 僕お腹空きました、」と軽く手を引っ張りながら歩き始める。 少し恥ずかしくなったのか相手の顔は見ないようにする。)
赤井
あぁ…?
(見つめていた割に後で、と先延ばしにされれば気にはなるものの相手に手を引かれ歩くのも悪くはなく不思議そうに返しながらも引かれるままに足を進めてイタリアンの店へと向かって
安室透
、ほら、ここですか、?
(相手が指していたイタリアンのお店らしき所へ到着すれば、此処かと振り返り首を傾げる。 外観から雰囲気のいいお店に感心しながら握っていた手を離して。 「入りましょう?」と扉に手をかけて)
赤井
あぁ、此処だ
(相手の問いかけに頷いてみせてから離された手を数秒ジッと見つめてから急かされるままに店内へと入り、幾度か来店していたからか店員に声をかけられれば軽く挨拶を返して相手の背中を軽く押して
奥の席へ行こう
安室透
、ン…、はい、
(入店してからの彼のたたずまいをみれば何度か来ているらしいような様子で。奥の席に誘導されれば、外観と同じく雰囲気のいい内装にぽう、と嬉しそうに顔を明るくさせる。喫茶店でも働いているからか、店内のレイアウトなどを自然と比較してしまう癖が付いたようで。いい家具を使っているな、なんて関心。 相手に押されるまま席へ着いて。)
、なんだか、凄くいいお店ですね、
赤井
気に入ったか?
俺も此処は気に入っていてね
(相手の様子や言葉でどうやらこの店を気に入ったらしいと悟れば自分も気に入っている店であるためか心なしか嬉しそうな表情で席につきながら言えば流れるようにメニューを手に取り相手が見やすいように開いて見せて
安室透
、ええ、とても気に入りました。
(頷きながらメニューを開く相手に礼をしてメニューへと目を通す。 食事よりもとりあえず飲み物をとお酒の欄へ目を通す。無意識に相手の以前の名前でもあった『ライ』を探して。 少し下の方にライの表記があれば、「とりあえず、ライを。」と相手の目を見て微笑んで見せてやる。)
赤井
…俺はいつもの、バーボンを
(相手が選んだ酒は馴染みのある名前で、お返しと言わんばかりに相手の目を見つめ返しながら普段ならいつもの、という言葉で切るのだがあえて今はきちんと名前まで口にして店員に酒をさきに頼んでしまい
安室透
っライ…、何時もバーボンを飲んでいるんですか …
(彼も同じ様に己の名前のウイスキーを頼んだかと思えば、思いもしなかった『いつもの』という言葉に頬を赤らめる。喜びを隠しきれていない口角の上がった顔で相手をみれば、己の知らない所でも己の名前を口にしているのだと思うと相手の気持ちに更に期待が高まってしまう。)
赤井
あぁ
前はスコッチをよく飲んでいたんだが…最近はバーボンばかりだな
(紅潮する相手の頬を見やり悪戯を仕掛けるかのように意地の悪い笑みを浮かべてあえてスコッチという名を出して相手の反応を伺ってみるも、少し意地が悪すぎただろうか、と不安にもなり
安室透
、何故貴方はそう…、意地悪が過ぎるんです…、?
(『スコッチ』と言う名にわかり易く反応すれば、和解したとはいえかつての仲間が帰って来る訳では無い。少し眉を下げ悲しげに相手を見遣れば、「ライ。 貴方は本当に僕を困らせる。」と目を合わせず伝えれば、相手に見えぬ所で拳をぎゅ、と握って。)
赤井
すまない、言いすぎた
(やはり意地悪が過ぎた、と悟れば慌てて謝るも、やはりまだ相手の心の大半を占めているだろうかつての潜入先の仲間であり相手の心の拠り所だった『スコッチ』に嫉妬のような感情が浮かび
安室透
…、 いえ。そういう所が変わらないのは、貴方らしい。
(謝罪の言葉を述べてくれる相手に今はせっかくの食事なのだからと許してやる。これが今ふたりきりだとしたら1度軽く殴っているかもしれないが…、と内心考えて。)
赤井
…君の中の彼に、嫉妬しているようだ
(単なる意地悪で言ったのだと思われたくなくて本当なら今告げるつもりはなかった本心の一部を漏らせば相手に対する思いなどバレてしまうだろう、と覚悟を決めて
安室透
!それ、は…どういう…
(相手の言葉を聞けば、少し驚いたように瞬きを数回。ぽかん、とした後意味を理解してしまえばだんだん顔が紅潮してゆく。そのまま口をパクパクさせ、何か言いたげな表情になる。相手より先に言ってしまいたい、と心を決めれば「…す、き…です、貴方のこと。…流石に気づいていたでしょう?」と相手の顔を見て。)
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