亡国の王子と町娘 <NL>

主キャラプロフ
名前/ノエル・エインズワース
性別/男
年齢/15
身長/165
容姿/金糸のような髪は肩より下で切り揃えられており、普段はロイヤルブルーのリボンで一つに括っているものの逃亡の際は括らずおろしていた。碧眼。自国が滅んで以来滅多に笑顔を見せず、いつも不機嫌そうに眉を寄せているが、眠っている時だけは幼い顔立ちに見える。
性格/受けた恩は忘れない義理堅いタイプ。しかし敵国に対し並々ならぬ恨みを抱いているため町娘への恩と敵国への復讐心との板挟みに、顔には出さないものの苦しんでいる。粗暴で王族とは思えないほど口の利き方が悪いが、大切な存在は体を張ってでも守りたいという覚悟と気概はあるらしい。
備考/剣術に優れているが刀剣は一切取り上げられているため手元にない。町娘の家に置かせてもらう事になり、家事炊事を手伝うようになった。まだまだ成長期で伸び盛り。



町娘の年齢は15かプラマイ1歳でお願いします。
あと両親に先立たれあまり裕福ではない暮らしぶりというイメージで。


レス禁解除です！
参加希望者様がいらっしゃいますよーにっ!!

参加希望です!

(/マジですか!!プロフとロルテを拝見してもよろしいでしょうか??

名前:クレア・レフォード
性別:女
年齢:15
身長:160
容姿:焦げ茶色の髪は腰までの長さで毛先が緩くウェーブがかかっており料理をするとき以外は髪は縛っていない、前髪は目を覆うくらいの長さ。紅い瞳は二重で少し大きめ。華奢に見えるがわりと力持ち。服装は地味なベージュ色のシャツに深緑色のロングスカートを履いている、場合によってはズボンを履くこともある。
性格:一人暮らしで何でも自分でやっていたため、家事全般はお手の物。特に料理が得意。しかしドジなためよくヘマをやらかしたりする。困っている人間は放っておけないため色んな人を助けたりする、それが災いしていざこざに巻き込まれる事もしばしば。面倒事に巻き込まれないようこれ以上誰彼構わず助けては駄目だと思いつつも、気付けば結局手を貸してしまっており、後悔しつつも最後までしっかり面倒をみる。悩みなどは誰にも打ち明けず一人で抱え込み、思い詰めてしまう癖がある。女子にしては力持ちで、例え男性でも軽々と持ち上げる事が出来る。ハキハキした口調と敬語で喋る、一見弱々しく見えるがわりとしっかりしており一度決めた事は曲げず最後までやり抜く。恋愛経験がないため恐ろしいくらいに鈍感。
備考:強盗や何かに襲われても対応出来るようにと少しは戦えるようにしている、と言っても精々スコップで頭を思いきり叩くとかいう力技ばかりで実際あまり役に立ちそうにない(←)。両親もおらず貧しい生活だが逞しく生きている。今の生活に不満はあまりない様子。

ロルテ
…あ、目が覚めましたか?
(先程拾ってきてしまった彼女…いや彼をベッドに寝かせると肩にある傷を治療しようと包帯を手に取る。この酷い怪我はなんだろうか、疑問に思いながらも彼は眠っているため問い掛けることも出来ずただ黙々と肩に包帯を巻く。数時間経った頃、ベッドからゴソゴソと音が聞こえては慌てて駆け寄り心配そうに上記述べ)

(/遅くなってしまいすみません!こんな感じでいいでしょうか?不備があればご指摘お願いします!)

(/不備ございません！
伝え忘れていたのですが、町娘は王子にとって復讐対象である敵国に暮らしている、とイメージしていたのですが、大丈夫だったでしょうか??
もし大丈夫なようでしたら、次からロルテの文に絡ませていただきまする\(･∀･)/

(/全然大丈夫ですよ!
ではロルテに絡んでいただけると嬉しいです!)

(重たい瞼を持ち上げるとぼんやりとした視界に映る見知らぬ天井。声を聞く限り相手が女であり、また敵意を向けられてはいないであろう事が伝わってきたため特別警戒はせず、「ここは…？」とたずねながら体を起こそうとすれば傷に鋭い痛みが走り顔をしかめて)

(/ありがとうございます、絡ませていただきました！

あ、まだ起きたら駄目ですよ!酷い怪我なんですから!
(上体を起こそうとする相手を慌てて止めようと、相手の身体の傷のない箇所を軽く押してベッドに戻す。「ここは私の家ですよ。…それより何かあったんですか…?尋常じゃない怪我ですけど…」相手が女装していた事はさておき、あの肩の傷は刃物によって斬られた跡だ。一体何故こんな事になったのかと眉を寄せて)

(/此方こそ参加許可ありがとうございます!宜しくお願いしますね!)

…わかったよ(大人しく相手のされるがままに再び横たわりながらも、その間頭を働かせる事だけはやめず。己がここに長居する事で相手にまで危害が及ぶかもしれないと思い至れば、怪我についての質問には答えずに、室内を見渡しながら「…生活に苦労してるのか？」と一方的な問いを投げ掛け)

(/はい、宜しくお願いします！では一旦本体はドロンしますね！

(素直に横になった相手に小さく息を吐くと改めて彼をじっくり見る。年齢は己とそう変わらないであろうが、身に付けている衣服は土や泥などで少々汚れているものの自分とは比べ物にならない程高級そうな物だった。相当身分が高い人なのだろうかと思いながらもそれは聞かず。自分の質問に答えないと言う事はきっと何か言えない事情でもあるのだろうと察し、追及はせず「苦労、ですか…確かに楽ではありませんが苦しいとは思いません。もう慣れてしまいましたし」相手の問いに数回瞬きをすると苦しくはないと微笑んで)

(/では此方の本体もドロンします!)

(相手がそれ以上深く追及しない事に安堵しつつ、不躾にならない程度に部屋の調度品や相手の衣服を観察して。苦しくはないと答える相手の微笑が純粋でいて健気に映り、一通り黙って聞いた後ゆっくりと瞬きをし。丁寧に手当てを施された肩へと手を当てて暫し考えるような素振りを見せた後、「それなら、俺の事を兵士に密告しろ。俺は、その……隣国の捕虜だから、密告すれば少しは金になるはずだ」と身分については伏せたまま、俯きがちに密告を勧めて。いくら事情を知らないとはいえ、本来敵である己に手当てをしてくれた事への恩返しのつもりらしく、顔をあげて真っ直ぐに相手を見つめ)

(相手は何を考えているのだろう、と何となく彼の横顔を眺めていたが耳に入ってきた言葉に一瞬驚いたように目を見開くが「嫌ですよ。お金のために人を売るようなマネはしたくないですし、そもそもそこまでしないとやっていけない程の極貧生活じゃないですよ」隣国…となるとつい最近までこの国と戦争していた国だろう、捕虜だと聞けば眉根を寄せる。相手は本気で兵士に言うよう勧めているのだろうが、人をお金に換算するような事はしたくなかったため少し厳しい口調ながらも淡々と左記を述べて)

別に俺はお前の生活水準を馬鹿にしているわけじゃない(先程の言い方では相手の誇りを傷つけてしまっただろうかと焦り、畏縮したように視線を下げながら静かに答えて。しかし捕虜の脱走は勿論の事、そもそも死ぬはずだった己が生き延びているという事実は敵国の情報網にも引っかかっているはず。ここで己が相手の厚意に甘えれば、相手をも面倒事に巻き込んでしまう事は必至で。「俺を匿って、お前にまで危害が及んだらどうするんだよ」と表情を曇らせつつ密告を勧めるわけを話し)

あ…ごめんなさい、少しきつい言い方をしてしまいました…
(感情が高ぶると少々棘のある言い方をしてしまう。この癖を直さなければと思いつつ視線を下げた相手に小さく詫びて。「そうなったらその時考えます!今うだうだ言ったって仕方ないですし」あまりにもあっさりと頭の弱い人間が思い付きで言いそうな台詞を吐けば、いい事言ったと言わんばかりに胸を張って)

俺の言い方も悪かったし、それは構わねぇけど…(元はと言えば無神経な物の言い方をした己に非があるし、謝ってほしいわけでもなかったため少したじろいで。しかしその後相手が自信たっぷりに口にした返答があまりにも行き当たりばったりなもので、呆れてものも言えず「あのなぁ…」と説教をしようとしたところで、まだ相手の名前を聞いていない事に気がつき。上手い言葉が見つからず口ごもった後で、結局「…名前、何て言うんだよ」とストレートにたずね)

そうですか。なら良かった
(相手が己の言葉に気分を悪くした様子もないためホッとしたように息を吐いて。「…?あ、そういえば言ってませんでしたね。私はクレア・レフォードといいます、クレアと呼んでくださいね」何かを言おうと口を開いたものの中々言い出さない相手に首を傾げると名前を聞かれ、突然の事に少し目を丸くするがすぐに言葉の意味を理解しては名前を名乗り「貴方は?」と小首を傾げて問い)

俺はノエル・エイ……(相手の名前を頭の中で繰り返し呟いて同じように己も答えようとし口籠ってしまい。苗字を名乗るという事は王族であると明かすようなものであるし、仮に相手が知らなかったとしても軽々しく教えるべきだろうかと悩み。しかし直感で、相手になら教えてもいい気がして「ノエル・エインズワース。先日この国に攻め入られ滅んだ国の、次期国王です」と妙にあらたまった口調で名乗り)

…え…?
(相手の言葉が信じられなくて、思わず自分の耳を疑った。そう言えば自国の兵士達が隣国の戦争に勝っただの国王の首を獲ったなど騒いでいたが、王子を取り逃がしたと言うのも聞いていた。その時は戦争だなんて馬鹿馬鹿しいと何処か他人事のように思っていたが、まさか彼が逃げ延びた王子だったとは考えもしなかった。という事は、ここは彼にとって父を殺した憎き敵地という事になる。何をどう言えば良いのか分からず、戸惑ったように瞳を揺らして)

…だから、密告した方がいい(横たわっていたままでは説得力に欠けるだろうと無理矢理体を起こして、ベッドに片手をつきながら再び繰り返し。「一回逃げ出せたんだ、次だって逃げてやるさ」安心させるためと本気でそう確信しているからという半々の理由により、強気な口調で並べ立てて。しかしもしも問答無用でその場で殺される事になれば、脱走云々以前の問題だ。どうしたものかと小さな溜息をこぼし)

…嫌です
(真っ直ぐ相手の瞳を見据えると、キッパリと言い切る。「一回目に逃げた時だって怪我をしたり倒れたのに…二回目なんて…そんな無茶はさせられません」一回目は怪我を負いながらも何とか生きれたようだが、だからと言って二回目も生きられるとは思えない。強気な口調の相手に負けない程厳しい口調で捲し立てては「それに、例え何とか逃げ延びたとしても今後の生活はどうするんですか?」と表情を険しくさせて)