匿名さん 2024-04-16 05:07:42 |
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(相も変わらずに仕事に追われている中で、ようやく少しだけ息が着けるようになった。1週間前まではそれこそ呼吸も上手くできないくらいに多忙を極めていたから。ずっと息を潜めていたヤクザの長が顔を出てきたのが、つい1か月前。その組は暴対法が厳しく溜まっていた鬱憤を晴らすために、逃げのために非合法な薬をばらまいて、すがりついてくる一般の方を嘲笑って楽しんでいたのだから、完膚なきまでに叩きのめさないとダメだ、と人以上に熱意を持っていて。その夢が1歩前まで来ていて、アドレナリンが溢れて止まらないという時に、先輩から少し休めなんて言われてしまった。最初は反対したが、倒れられたら組長に吠え面をかかせられないだろと肩を叩かれ、言い負かされたように帰ってきた。ずっと事務所に缶詰だったせいか、時間感覚もなく外に出て今が14時頃だと知る。その辺のコンビニで買った携帯食料を手にシェアハウスの中へと入り、リビングのそばを通り過ぎると彼を見かけて。ソファーに伏せて眠っているのか、こちらの気配に気づくことはなく。ほんの少しの好奇心で近づいてみると、机には色んな字や絵を書かれた紙がちらばっている。しかもその写真の一部には薬物の資料が。あの組長の逃げ場を無くすために薬物のことは沢山勉強した。皮肉なことに、そこら辺のヤクザよりかはおそらく詳しいくらいに。めくってよく見たいものだが、そんな気持ちを抑えているとPCの方へ目線がいってしまう。絵コンテ…だろうか、と眼鏡を指で上げて見ると正にキスシーンで。目をかっぴらいて凝視してしまう。なんと破廉恥な…と一瞬思いかけたが、音楽のMVなら当たり前かと勝手に先走った感想を飲み込んで。寝顔をそっと覗いてみると、少しだけ、本当に少しだけだが、顔色が悪く見えて。思わず彼の前髪を指で払い除けて顔を観察してしまう)
………大丈夫でしょうか
(/こちらもなるべくギアを上げたい所ですが、なかなかエンジンがかからずすみません
返しにくいところなんて全くございません。
家の構造の提示、ありがとうございました
一応、そういった注意事項はあった方がいいかも知れませんね)
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