『２人が織りなす景色』

さぞかし恋愛経験が豊富でしょうから、ラブソングを書くことなんて、貴方なら簡単なのでは？
楽しみにしてますよ
賄賂なんてもの、まだ横行していたとは…
(ワイルドだが計算高い所も持ち合わせている面を見ても、彼にはきっと恋人の1人や2人、もしくはそれ以上いてもおかしくない。決して嫌味から出た言葉ではなく、本心からの言葉で。正直な所、あまり彼の曲を聴いたことは無い、だからこそあまり馴染みのないラブソングを聞けるのが楽しみで。そんなことを考えながらマグカップに口付けて。楽しそうな笑みを向けてくる彼に「なんです？」と、不思議そうだが少し怪訝そうに眉間にシワがよってしまって。賄賂のことを口にするだけで腹が立ってきて、思わず机の上で拳を握ってしまう。他人が貰っているという話だけでも憤慨ものなのに、それをこの自分に、まるで見せつけられている気分がして怒りが収まらずに。何とか自分の中で消化しようと考えていたが、話しているとつい感情を露わにしてしまっている自分がいて。おかわりを強請られ「もちろんですよ」と、作った笑顔ではなく気心のしれた人に見えるような、薄い笑みを向けてキッチンへと。)
鰐渕さん、紅茶とかはお好きですか？

(/前のロルの提示ありがとうございます
前のような勘を取り戻せずにいますが、これから段々と慣らしていこうと思ってます
よろしくお願いします)