ナナシ 2023-11-19 03:23:02 |
通報 |
(髪を括って欲しいと甘えた願いをあっさり受け入れてくれた。嬉しくてつい微笑んでしまいつつ、差し出していた白いリボンを受け取り指先で髪を梳く動きにまた、鼓動の跳ねる音。ほんの少し緊張しつつも彼に身を任せてじっと待つ。普段ファッションに対してあまり興味がないし、仕事の時はこの髪型と決めてから変えることはしなかった。けれど彼に任せてみれば、普段とは違い髪束に白いリボンが通され、三つ編みのように絡めた結び方を施されて…自分では決してしないような髪型。それを彼にして貰ったことがまた嬉しく思えて思わず顔がニヤけるものの、軽く咳払いをしてはキュッと口元を引き締めて仕事モードへと気持ちを戻して。「ありがとうございます。普段と違う髪型にして頂けて嬉しいです。…畏まりました、少々お待ち下さい」それでも嬉しい気持ちは隠せず、微笑みながらお礼の言葉を。先程より幾分か明るい声色から、彼に施して貰った髪型を心底気に入ったという喜びが伝わるであろう。料理を振る舞って欲しいと促されれば頷いて軽く頭を下げ一旦その場を離れ、BRへと向かい。昼に仕込みを済ませた料理を、種類によっては温め直したり、その場で仕上げを施していき。完成させた物をお皿に盛り付けトレーに乗せ、長く待たせるのは良くないとほんの少し早足にBRから出ては二人が待つボックス席へと向かい)
お待たせ致しました。前菜、軽食、スープとメインと…デザートは食べ終わったらお待ちしますね。
(辿り着いて直ぐに声を掛け、料理を乗せたトレーをテーブルに置いて音を立てず一つずつ下ろし、スプーンやフォーク、箸の入った入れ物を置き。
前菜として置かれたのは、微塵切りにされた野菜がグラスの中でゼリーで断層上に固められた華やかな物。赤、黄色、緑、少し色の違う赤と段になっており、それぞれ赤パプリカ、黄パプリカ、胡瓜、ミニトマトが使用されている。野菜は微塵切りの後塩とオリーブオイルが掛けられマリネにしてあるし、ゼリーには水だけでなくコンソメや出汁醤油、塩が加えられており味気ないものではないであろう。(スプーンで掬って食べる、見映えする珍しい前菜)
軽食はサンドイッチ。食パン両方の片面にクリームチーズが塗られており、薄切りにしたアボカドとスモークサーモンを並べ、ハーブソルトとオリーブオイルを振りかけそのままサンドし、仕上げに黒胡椒を振りかけたお酒が進む一品となっていることだろう。
スープはオニオンスープ。繊維を断つように薄切りした玉葱をバターを溶かした鍋で飴色になるまで炒め、水、コンソメ、塩、黒胡椒を加え一煮立ちさせた物を自宅で仕込み、スープジャーに入れて持ち運びBRにてカップに流し入れ温め直して、仕上げにパセリを散らしている。
メインは煮込みハンバーグ。直前まで冷蔵庫で冷やした挽肉に塩、粗挽き黒胡椒、オールスパイスを加え時間を掛けてしっかり練り込む。つなぎ用のパン粉は牛乳に浸し、玉葱は飴色になるまで炒め粗熱を取ったもの、卵を加えて更にしっかり練り込んでいく。肉だねを成形し、手にオリーブオイルを付け表面を撫でコーティングしてから、冷蔵庫で30分ほど冷やす。フライパンで両表面を焼き色がつくくらいまで揚げ焼きにし、一度取り出して常温に置く。フライパンの余分な油は捨てて赤ワインを入れ、アルコールが飛んだ所でケチャップ、ウスターソース、水を加えて熱していく。ハンバーグを入れ15分程煮込み、肉の旨みをソースへと移した所で一旦ハンバーグを取り出し、ソースがトロッとするまで煮詰めて火を止める。
ここまでは自宅で仕込み職場へと持ち込んで、提供の為に温め直す間にガストリックを作る。小さめの鍋に砂糖、酢を入れ強火にかけて煮詰め、カラメル色になった所で火を止め直ぐに水を加えてよく混ぜる。ソースにハンバーグを戻し入れ温め直していた所に、先程作ったガストリックを加え一煮立ちさせて漸く完成。器にハンバーグを盛り付けソースを掛けて提供。
色々と手間暇掛けて作ったのだがそれを言葉として表すことはなく、「どうぞ召し上がってください」と微笑みながら伝え)
【ありがとうございます…!全然OKです、気になさらず! でもってすみません、調理工程あった方が想像しやすいかなぁと思って書き込みしたら長さがおかしなことにww見辛いかなと思いつつどうしても盛り込みたくなりまして…その結果レス遅くなりましたぁあ←
あ。ですね…!失礼しましたっ
ですよねぇ……諦めちゃダメとは思うんですが、もういいやってなっちゃう罠ですわ…(・ω・`)】
トピック検索 |