掲示板ファンさん 2023-10-09 19:52:48 |
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(ええ!!お好きなようにどうぞ!!()ですねえ…でも多分グルメですよ3世…タッちゃんは何食べさせてもいっぱい食べてくれそうですけど()まあ、端から見れば喋るコウモリとちっちゃいドラゴンですからね…兄妹とタッちゃんは()あっ!!良太郎ー!!生き返って!!ハナちゃん、鉄拳制裁して大丈夫だからね!!()ホント無駄遣いですよあれ…渡の良さが全て潰れてますよね()ええ!!言動は意味不明ですが!!生き様と魂は最高にイケメンですよ!!紅音也という男は!!!アッ(心停止)そういうのシュキ…!!うーん…エディ、ちゃんと断れますかね…「お願い」って言われると頷いちゃうやつなので…()ええ!!ミラにお任せを!!()ミラは元S級掃除屋ですので!!!ですね。イアソン、お前それ以外で可愛いポイントってあるのかい?(すっとぼけ)ええ…人外じみてるんですコイツ…にっこにこ笑いながら人の指折ったり爪剥がせたりするのめちゃくちゃこわい…()良いこと…なんですかね?まあ、アルバートが組織の算盤弾いてるので居ないとお金が回らないんですよ())
(面倒そうな表情のニコラが静かに運転するアルファロメオに乗り込んだ後、車窓を流れるビル群の風景を横目で眺めていた彼女は"忠犬"の声に振り向く。撫でろ、とでも言わんばかりの、正に大型犬のようなその姿を、後部座席─カルミアの左隣にふんぞり返って座っているイアソンはふん、と鼻で笑った。「雨梅、テメーマジに犬ッコロみてぇだな」運転席に座るニコラも言葉こそ発さなかったものの、皮肉さの滲み出る笑みをバックミラー越しに薄く浮かべてみせる。"忠犬"の様子を少しの間ぼんやりと眺めていたカルミアはいつもの微笑を浮かべたまま右腕に手袋を装着し直し、「ふふ、良いわよ。おいで、雨梅」と彼を手招く。手袋を装着したことによって、実体を取り戻した腕で彼の柔らかな髪を何度か撫でてやった。その少し後、何を考えたのか彼女はもう片方の手で"狂犬"も自身の方へと手招く。手招かれたイアソンは何とも言い難そうな表情をして一度目は無視したが、二度目の手招きで根負けしたように、その癖のある跳ねた髪を彼女の方へ向けた。"忠犬"よりも固く癖のあるその髪は彼女の手が乗せられた辺りだけ歪に歪み、それに比例するようにイアソンの表情もどうも表現し難い様子に歪む。微妙な時間が流れる中、ニコラの声がその静寂を切り裂いた。「着いたよ、ボス。…あたしはペーパードライバーなんだから、あまり無茶させないでほしいんだけどね」いつもの嫌味も忘れない、その口調を大して気にした様子もなくカルミアは飼い犬二匹を連れて車を降り、"ペット"達の待つ組織のアジトへ足を踏み入れる。彼女が足を踏み入れた途端、カーキ色のモッズキャップを目深に被ったコート姿の大柄な男─エディが物も言わずに立ち尽くしていた。彼はカルミアの姿を見つけると、「…帰ってきたか、ボス」とマフラーに埋もれて聞き取り難い声を発する。その次に飼い犬二匹─主に"忠犬"の方にも目線を投げ、「…血腥い。シャワーでも浴びてきたらどうだ」と普段より更に眉を顰めてそう苦言を呈し、首だけでシャワー室の方を指した。その後彼はニコラに一瞥をくれただけで立ち去ってしまい、ニコラも当てつけのように大きく欠伸をしながら自室へ立ち去る。カルミアはそんな二人の様子を気にするでもなく、「イアソン、雨梅。もう今日は大丈夫よ。部屋に戻ってなさい」と微笑んだ。イアソンは返事の代わりに軽く腕を上げ、カルミアに背中を向けて歩き去っていき)
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