林檎の園(〆)

林檎の園(〆)

掲示板ファンさん  2023-10-09 19:52:48 
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二人だけの禁断の楽園─

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  • No.167 by クリス・K・竜崎  2024-02-20 08:42:45 


(ヨシ!!(現場猫)()ですね…頑張れエディ…()中間の表情を!!中間の表情を!!()良かったです!!!何処までも遠慮ありませんよコイツ…自分と家族以外は全部人間のクズだと思ってるレベルですから…でも短気なんですよね、結構。煽られるとすぐピキりますし…何なら手も出ますよ()了解です!!良かったねクリス!!()あと小ネタを一つ挟んでおきますと…クリス、すっっっごい面食いなんですよ()わーほんとだぁ!!頑張って())

(ノック音から暫しの間を置き、室内から返ってきたのは─中途で切られた歓迎の言葉と、何処か楽しげに聞こえる救助要請だった。手袋越しの親指で眉間を掻き、「…成程、状況は理解しました…入らせて頂きますね」と声を掛けた後ドアノブに手を掛け、扉をゆっくりと押し開く。室内には思わず息を呑む程に美しい顔立ちの男─恐らく彼が、例の私立探偵─アシュリーだろう。それと、その蟀谷に拳銃を突き付ける男達、そしてアシュリーの助手と思われるもう一人の人間。思わず口から長い溜息を吐き出せば、それが男共の癪に障ったらしい。お前も撃つぞ、などと聞き苦しい声で宣う男達への嫌悪感を抑え込みながら、何処までも冷えた営業スマイルを浮かべて「…銃刀法違反、脅迫、公務執行妨害の現行犯。無期懲役は避けられませんね?…一つ減らしたいならせめて、銃だけでもこちらに渡して頂けませんか」とまずは丁寧に、物腰柔らかく頼んでみた。だが男達に堪えた様子は無く、尚も何やら喚き散らしながら銃を向けてくる。その様子にブチン─と、脳内で血管の切れた音が聞こえた気がした。「……こんな下らねえコトで人生破滅させるクズ人間の癖して─この『俺』に逆らってんじゃねえよ」誰に言うでもなく呟き、腰のホルスターに差し込んでいた拳銃を抜く。一歩足を踏み出し、男達が引き金を引く前に─銃底でその後頭部を強かに殴り付けた。呻き声を上げて昏倒する男達を冷たい瞳で見下し、携帯を取り出して部下に連絡を取る。「…ああ、アリシア巡査長ですか?『僕』です、クリス…緊急応援を要請します。殺人未遂、銃刀法違反、公務執行妨害、脅迫の現行犯を確保致しましたので…来て頂けますか?はい、いえ…僕は被害者の方と話がありますので。ええ。…では」ほぼ一方的に話して通話を切った。携帯をポケットに戻し、自身には珍しく大立ち回りをした所為で、コートに付着した埃を念入りに払う。コートだけでは飽き足らず、手袋やらスラックスやらに付着した埃も払った後─ソファに腰掛ける男には『表向き』の表情で、人当たり良く微笑みかけて「……ええと、アシュリー・ハニーウェルさんで宜しかったでしょうか?本庁より派遣されました、クリス・K・竜崎と申します」と頭を下げ)

  • No.168 by アシュリー・ハニーウェル  2024-02-22 17:11:20 



(/ヨシッ!!…現場猫の汎用性高くて良いですね ()中間…て、何です…?(急に正気)ありがとうございましたエディさん…どうか今後とも頑張って下さい…()わあ極端!でもそこが良い!! アシュリー的には押すと音が鳴るオモチャ(※好印象)みたいな感じに思ってそう…()手も出してしまって構いませんよ!アシュリーそんなん慣れてるので!()まあその前に「俺のお顔は商売道具なんですけれど、それでお気が済むならどうぞ?」とか顔面近づけて煽ってきますけど!()クリスさん面食い!!お堅そうに見えてちょっと意外ですね!!アシュリーの顔面はお気に召しますかねクリスさん!?()ホントごめんなさいねクリスさん!多分この修羅場で一番悪いのはアシュリーなんですけど…この、こいつ…!!() )


( 狼狽する男達、呆れながらも緊張の張り詰めた助手。その中で一人愉しそうに目元を細めて、「ええ、どうぞ。」返事を告げた“警察庁の人間”へもう一つ言葉を返し、ドアを見詰めてその登場を待つ。――現れたのは、随分な美丈夫であった。鋭い輪郭にくっきりとした目鼻立ち、すらりと背筋の伸びた長躯、何処にも隙を見せない髪型と服装。「……ほう。」クリスと名乗った彼と、何かを喚く男らの陰、美しい彼が呟く激昂の色に悦を溢して頷いて、更に視線を上げる。――と。次の瞬間に、事態が急激に収束していく。たった一人、銃を構えた相手らに一発退場をくれた彼に満面にっこり笑めば、「いや、お見事。素晴らしい。」互いの合間で柏手をぱらぱら控え目に打って賛辞を贈る。それから彼が誰かと通話する間に、丁度足元に転がった“汚れ”の片付けを助手へ頼み、ずるずると隅へ運ばれていくそれらを視界の端に己はかの美丈夫の観察へと目を流す。その視線が搗ち合うまで、徹底して埃を払う彼の潔癖そうな所作を眺めた後で、「……ええ、如何にも。」男らに向けたものとはまた違う“顔”を付けた彼に、此方も愛想の良い笑顔を返して立ち上がる。「自分こそが探偵事務所の所長、アシュリー・ハニーウェル、」きちんとしろと助手に釘を刺された手前、落ち着いた色彩のジャケットやシャツなどを着た首の詰まる格好の、その胸元にゆらり五指を置き、先ずは彼の問いに答えを、「それと此方の彼が、助手のアーサー君です。共々、お見知り置きを、竜崎さん。」続けてその手で、己の隣に戻った赤毛に雀斑の青年を差せば、助手の彼も合わせて会釈する。「ああ、それと初めに礼を。…先程は有り難う御座いました。貴方が来なければ、あの汚れを口説かねばならない所でした。」冗談か、本気か。解らぬ朗々とした言葉で肩を竦ませてから、「――さて。このまま立ち話もなんでしょう、此方へどうぞ、お座り下さい。」一つ話を切り替えて、応接用の黒いソファを片手で示す。助手君、お茶を、と指示を出すついで、己は示したものとテーブルを挟んだ向かいのソファにまたゆったり腰を下ろして、その膝上で指を組み、「それでは、改めまして……」こほん、と一度、演技じみた咳払いをした後で、「…こんな“薄暗い郊外の探偵”に、貴方のようなご立派な御仁が、何の御用に御座いましょうか?」少しばかり態とらしく探る目線と物言いで、彼の瑠璃石混じりの金春の瞳を見詰めて問い )


  • No.169 by クリス・K・竜崎  2024-02-23 19:35:44 


(ですね……()中間って何でしょう…?お姉様もお困りですよ…()クリスさん…音が鳴るオモチャ(好印象)ですって…()頑張ってね…()ウ、ウワー!!クズだ!!ここにクズがいます!!()うーんかなりお気に召してる方じゃないですかね…クリスは自分の顔面に絶対的自信があるので、あんまり他人のこと綺麗とか評さないんですよ…()コイツ…!())

(自身の『大立ち回り』に呑気に拍手をしたどころか、今自身が気絶させ、床に転がる男達のことも─さして気にする様子も無く、助手らしき男に処理を命じている。どうやらこの男、中々に肝が座っている─と言うよりは、根本的な危機感が欠如しているらしい。この道化め、と内心で舌を打ちつつ、促されるままソファに腰を下ろした。家の家具よりも少々座り心地の悪いそれに、尻が妙に落ち着かない感覚を覚えながらも、探るような言動に微かな苛立ちを覚える。「実のところ、僕も良く分からないんです。上司から急に、貴方の手伝いをしてやれ、と命令されまして…」少なくとも、告げた理由は嘘では無かった。醜く皺の寄った、一応の"上司"─警視正の顔を思い出すだけで腹が立ってくる。自身よりもただ、年を取っただけの老害─舌打ちの代わりに脚を組み替え、あくまでも『営業スマイル』を崩さずに微笑んでみせ)

  • No.170 by アシュリー・ハニーウェル  2024-02-25 01:28:09 



(/ あっなんかすいませんねお姉様…いつものお美しい笑顔でいて下さいませ…()ええ…これでまだ好印象なんですよ…その辺の連中なんて覚えられてもいないので…()そうです此方がとびきりのクズに御座います!!どうしようもないでしょう!?()お気に召してるなら宜しいです…!むしろ己の顔面に自信満々でそう簡単に人を評さない方が、アシュリー的には面白…興味深いツボなので大丈夫です()ね!こいつってば…!多分犯人の男二人の家族の誰か辺り破滅させたりしてるのに…!() )


( 覗いた彼の言動は、多少苛立ちが有れども虚偽は無いように映る。「成る程……手伝い。手伝い、ですか。」男の一単語を繰り返す。納得したようでいて、その声は笑いに浮いている。端の上がる薄い唇からも、ふふ、と可笑しいものを見たように息を噴き出した後、「それはまた随分と――市民にお優しい上司様が居たものですね?」あからさま意図的に、言葉を選ぶ間を空けて、そう一言。台詞ほどの皮肉は窺わせない軽さで放り、首を傾げて少しおどけてみせる。「…まあ。この不況に、人手は幾らあっても困りはしませんから、此方としては大歓迎ですが。」それから切り替えの一音、今度は只純粋に喜びを示して。背凭れに掛けていた身をテーブル側、つまりは正面の彼側に向け、「――特に、貴方のような有能な方であれば。ええ、尚更に。」掌を上向けた片手で彼を、花弁を開くような優雅な指取りでゆるり差してみせた。「……さて、折角“お手伝い”に来て頂いて、手土産一つで帰してしまうのも宜しくないですね。」手土産、と称した部屋の隅に投げ置かれた“汚れ”を一瞥した後に、引いたその手を、丁度お茶を運び終えた助手の方へ一度向け、次いでトントン、とテーブルを人差し指で叩く仕草を。それで察してくれたらしい助手は、部屋の一角にある資料棚から二枚の書類を取り出して、彼へ出したお茶の隣へ並べ置いた。「取り敢えず、今抱えている案件――といっても、もうあと一手で花開く捜索依頼ではありますが。」助手の置いた資料――一枚目に捜索者らしき若い女性の写真、名前や年齢等の個人情報、二枚目に聞き込みや目撃情報を纏め、弾き出した所在の候補。その二枚を己も遠目に眺めた後に、「本日の所は、此方への同行を願えると助かります。」如何でしょう、と此方も『誠意ある物言い』と『愛想の良い笑顔』で、進めた話への反応を窺って )


  • No.171 by クリス・K・竜崎  2024-02-27 22:24:51 


(好印象なんだって…良かったねクリス…()ええ!!とてもどうしようもないと思います!!(自分を棚に上げつつ)()面白いって言いましたよね今…?()クリスがおもしれー男認識されてる…()あっ、その点は大丈夫ですよ!!クリスも多分被疑者の人生とか割と滅茶苦茶にしてるので!!())

(下らぬ戯言を鼻で笑い飛ばし、美しい男─アシュリーの視線に釣られ、地面に転がる男達を、触れるものを凍らせるような絶対零度の眼差しで冷たく見下す。同行の依頼に微笑み、「ええ、勿論です。市民を守るのが我々の義務…」最後までは言い切れなかった。失礼します、と場違いな程にボリューム調節を間違えた声量が飛び込み、先程電話口で"処理"を依頼した部下─アリシア・ミッドフィールド巡査長が姿を見せる。やや癖のある茶髪をした彼女は男達と自身を交互に見つめ、これ運ぶんですか、と怪訝そうな声色で尋ねてきた。早く立ち去れ、という意図も込めて頷けば、彼女はまるで荷物でも担ぐように男二人を軽々と担ぎ上げ、事務所を出ていく─素直で言うことを良く聞くところは彼女の美点だが、如何せん空気は読めない。少しばかり風変わりな部下の背中を見送った後、改めてアシュリーに向き直り、「…失礼しました。勿論、同行させていただきますよ」と返答し)

  • No.172 by アシュリー・ハニーウェル  2024-02-29 19:49:47 



(/ そうです好印象です!まあでもアシュリー(クズ)の場合、好印象な方がちょっと厄介な感じありますが…()でしょう!!アシュリーと比べたら大概の人間が確りしているように見える不思議!()すいませんアシュリーの本音隠しきれませんでした()ええ…既に大分“おもしれー奴”としてアシュリーにロックオンされてるので、クリスさんは胃薬のご準備なさった方が良いかと思われます()経緯は違えどその点は共通点として喜ばし…いや、宜しくはないですね…アシュリーは喜ぶでしょうけど…() )


( 彼の“汚れ”を見る眼差しと、その後でころり変わる微笑みと。その温度差に品無く吊り上がってしまいそうな口元を堪え、問いへの返事を聞いていれば、それに被せた別の声が流れを寸断する。続けて現れた人物――身分や正体こそ目の前のやり取りで概ね知れていたが、その勢いには少々面を食らって、愛想笑いの口元のまま、僅かに見開いた目で男達を運んでいく彼女に視線を向けていた。仕切り直す彼の声を聞いて此方も、いえ、とゆったり首を振る事で気を取り直し、「有り難う御座います。では、準備致しますので、もう少々お待ちを。」そう礼を告げて立ち上がれば、己の背後、窓際の室務用らしいデスクに近寄り、その上に無造作に置かれていた携帯や財布等の貴重品を手元に揃え、コートラックに引っ掛けていたトレンチコートをきっちり着て外出の準備を整えていく。「ああ、助手君。貴方の車を少々お借りしても?」その一環で助手の方へと拝借の許可を窺えば、資料棚の整頓をしていた助手は露骨な程嫌そうに眉を顰めた渋い顔で一歩自分から遠ざかる。しかしながら直ぐに諦めたように溜め息を吐き出しては、無事に返して下さいよ、などという刺々しい言葉と共に所持していた鍵を此方へ投げた。それを気にした様子も無く受け取り、「お待たせ致しました。では、参りましょう。」またクリスへとにこやかに声を掛けた後、通路に繋がるドアを開ける直前に、留守番お願いしますね、と視線だけを流して見送る助手に手をひらり振って、目的地である隣街の廃ビルを目指す一歩を踏み出す。「しかし、先程は驚いてしまいましたが…竜崎さんのお仲間さんも随分頼もしい方のようで、羨ましい限りです。」事務所を出て少し後の道中、何の気も無い軽やかさで刑事の彼へと言葉を放り、「うちの助手君にも、あのくらいの元気と素直さが欲しいですねえ。」世辞か本音かつかない世間話で、徐々に人気の減っていく道々の時間を埋めて )


  • No.173 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-04 18:44:44 



(/ 埋もれてきているので上げさせて頂きます…!それから、ここ最近は寒暖差激しく、疲れ易かったり体調が崩れ易かったりする季節かと思いますので、どうか日々お身体大事にして下さいませ~…!!それでは失礼致します…! )


  • No.174 by クリス・K・竜崎  2024-03-05 07:46:25 


(ヒェ…ご心配をお掛けしてすみません!ちょっとペルソナ3Rでキタローロスしておりましたが、私自身は元気モリモリですのでご心配なく…!)

(部下の背を見送り、アシュリーが外出の支度をする姿を静かに眺めていると─何となしではあるが、アシュリーと助手の男との関係性が見て取れた。自身にとっては預かり知らぬことだが、随分苦労しているらしい。助手とのやり取りを見守っている内アシュリーに声を掛けられ、その背を追うような形で廊下を歩いていった。「アリシア巡査長のことですか?…ええ、とても仕事熱心で元気な方ですよ。」人智を超えた怪力の持ち主でもある、という言葉だけは喉の奥に飲み込み、振られた雑談へは当たり障りの無い相槌を返す。埃っぽいビルから足を一歩踏み出せば、肩や服の裾に乗った埃が太陽に照らされ、白く光った。眉を顰めながらその埃を払い、尚もアシュリーの背を追いながら廃ビルへと向かい)

  • No.175 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-08 00:50:37 



(/ それなら安心しましたと言いますか予想通りでしたと言いますか…()でも折角合ったご縁ですから、私が勝手ながら大事にしたく思う事は許して下さいませ…!!それから、ひとまずのP3Rクリアおめでとう(?)御座います!!() )


( 到着したビルは聞きしに勝る廃墟具合。歩く度舞う埃に、此方は擽ったくなる鼻と口を袖で押さえて咳を一つ。「……人よりも、獣が現れそうな所ですねえ。」などと、冗談半分に呟いた視線を床に落とせば実際、枠だけが残った窓から吹き込んだらしい砂を薄く被った其処に、野良の犬猫や鼠の痕跡らしきものが散らばっている。それからきょろり視界を巡らせれば、埃を払う彼の他、壁には風化しかけた落書きの文字やらスプレーで描かれた絵やら、場の治安を表す品の悪い諸々とも目が合った。「…ビル全てを探すのは、骨が折れてしまいそうですね。」ロザリーさん、と一つ試しに捜索者の名を呼んでみる。壁以外に遮蔽物は殆ど無い空間に放ったその声は、多少の反響を残しただけ。また静寂に戻ってしまった其処に困ったように眉を下げた。それでもビル内を練り歩く最中の時折に、糸口の探りに見えない彼女へ呼びかけて――コツン、と何かぶつかるような音が聞こえたのは、階段を登って三階に着いた頃。「……おや。」一度同行者の彼の方を振り返るが、音の出所は明らかにそちらではない。今度は注意深く、辺りをじっくりと観察し――汚れた床に、己達よりも小柄な人間の足跡を見付ける。それを辿っていった先、ドアも壊れた一室の壁際に、長い黒髪の女性が蹲っていた。場所が場所だけに、ともすれば幽霊かと紛うその発見状況に戸惑うでもなく、ただその傍にそっと歩み寄ってしゃがみ込み、「……ロザリーさん。」一言そう名を呼んでみると、彼女の肩が僅かに跳ねた。その反応に確信を得て、「ロザリーさん。貴女の妹さんから御依頼を受けて捜索に参りました、探偵のアシュリーと申します。」己の正体を名乗り、また次の言葉を繋ぐ直前――己の名を繰り返した彼女が酷く怒りに歪んだ顔を上げて、此方に掴みかかってきた。「おっと、」支えも何も無い身体は尻餅を突いて、そのまま何か不明瞭な怨み言を吐き散らす女性を見上げ、「いけませんよ、ロザリーさん。少々落ち着いて――」宥める台詞を紡ぐが効果は見られない。それどころか、かえって神経を逆撫でしてしまったらしく、彼女の細い両手が己の喉に絡む。そのまま絞めるつもりである事には気が付いた様子、しかし抵抗はおろか慌てる素振りも無く、寧ろ少しばかり愉しそうに口の端を弛めながら、助けを求める合図に刑事の彼へと視線を投げて )


  • No.176 by クリス・K・竜崎  2024-03-12 13:16:57 


(ご心配をお掛けしてすみません…!()いえいえ、私もご縁を大切にしたいと思っておりますので…!()ありがとうございます!!散々泣きながらクリアしましたよ…最後の選択肢なんて泣きすぎて見えませんでしたね…())

(ビルの内部に一歩足を踏み入れれば、外よりも酷い埃とハウスダストが目鼻を襲ってきた。鬱陶しそうに顔の前で右手を振り、裾に付いた埃を払う。壁への下品な落書き、割れたガラスの破片─碌に管理もされていない結果らしいそれらに、目線をちらりと投げて溜息を吐き出した。アシュリーの呼び掛けを聞き流しつつその背中を追い掛け、足を乗せる度に金属の軋む、耳障りな音を立てる階段を登っていく。三階に到着した少し後、此方を振り向くアシュリーに両肩を竦め、ゆっくりと首を左右に振りながら─ホルスターに収納された拳銃の持ち手に指先を掛けつつ、アシュリーに続いて物音のした部屋へと足を踏み入れた。長い黒髪で顔は覆い隠され、磨り減った黒いパンプスを履いている女性─どうやら彼女が捜索対象だったらしい。拳銃から手を離し、アシュリーが彼女に声を掛ける姿を見守っていたが、彼女が唐突に立ち上がったかと思えば─アシュリーの首へ両手を掛けた。今にも両手に力が籠りそうな様子だと言うのに、アシュリーは一切怯えないどころか─逆に口角を吊り上げているのが見て取れる。向けられる視線に小さな舌打ちを返し、「…落ち着いてください、ミス・ロザリー。僕はクリス・K・竜崎─警察です。彼と何があったのか、事情を話しては頂けませんか?」となるべく彼女を刺激しないよう、穏やかに声を掛けながら女性の肩へと軽く手を置き)

  • No.177 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-14 06:35:05 



(/ いえいえ!嬉しいですよ!今後とも宜しくお願いします!!P3は題材が題材だけに選択肢が滅茶苦茶重いですよね……あれは泣かざるを…えない…!!())


( 彼へ視線を送ったその後には、また女性の方へと向き直る。憎悪なのか憤怒なのか、己を捉える濁ったその瞳を、此方からは絵画の鑑賞でもするような和やかな視線で眺めていれば、求めに応じた彼から声が掛かった。そちらに気が逸れたらしい、既に親指に力の籠りかかっていた彼女の両手は、一度己から退き垂れ下がる。――全部こいつが悪いの、と明確に己を指して話し泣き出す彼女の言葉は支離滅裂で、彼方此方と時系列が飛ぶ為に要領を得難かったが、要するに“アシュリーという男に婚約者を壊された”といった辺りが動機のよう。そのアシュリー本人はといえば、尻餅を突いた体勢のまま手持ち無沙汰そうに襟元を弄びながら、滅茶苦茶な話を聞いていたが、「……濡れ衣ですねえ。ロザリーさんとは今が初対面ですし、その婚約者という方にもとんと心当たりがありません。」言葉が途切れた所を狙って、飄々と慣れた様子で否定する。「それに、花を潰した覚えも手折った覚えも、この手にはありませんよ。」丁度襟を摘まんでいた五指も、己含めた三人の間に軽く広げ、タコや傷はおろか逆剥け一つ無いそれをひらり振ってみせた。嘘だ何だと否定を被せる彼女を余所に今頃やっと立ち上がり、コートの埃を払いつつ周りを見回して、「竜崎さん、」開いたドアから繋がる隣の部屋に顔を向けたまま、彼を呼ぶ。「その方のお話、あまり真っ当に聞き過ぎない方が宜しいかと。」忠言のついで、隣の部屋に足を向ける。元は倉庫か何かだったらしい其処に目を巡らせれば、滅多刺しにされたらしい後に、串刺されたままの人形が床に転がっているのが窺えて。その、腹に刃物を残されたボロボロの人形――今より少しだけ若い己の顔写真の新聞記事を態々切り抜いて、上から真っ赤な罰印を描き、頭に貼り付けたらしいそれをひょいと持ち上げ、「その方、とっくに月に心を浚われているようですし、」刑事の彼へロザリーの狂気と殺意を遠目に掲げた、その後。「それに……ここまで剥き出しの刃が在っては、“敵討ちの激情に狂わされた”という酌量も苦しいでしょう。」人形よりは奥に隠し置かれていた、明らかに新品の縄だのスコップだの、纏められたブルーシートだのと不穏な計画を匂わせる品々も、二人の居る部屋まで爪先で転がして。「…さあて、ロザリーさん。貴女から胸弾む舞台に招待されたので、ついと釣られて踊ってしまいましたが、」それらを踏み越えて、また二人の傍――ロザリーの目の前まで、わざとらしい程ゆっくり歩み、「――それも此処まで、のようですよ。」すっと仮面のような微笑みを形作った顔に、隠しきれない“愉”の熱を乗せた視線で濁る狂気を覗き込む。ひっと息を引き攣らせてクリスへと手を伸ばし、怯え縋るロザリーへ、「後は、どうしてあげましょうね?」甘くさえ聞こえる喜悦の言葉を遊ぶように更に吹きかけ )


  • No.178 by クリス・K・竜崎  2024-03-17 14:30:52 


(こちらこそ宜しくお願いします!ですね…!目を閉じる or ……… はダメですよ…泣いちゃいます…()そう言えば最近、また呪術廻戦にハマり始めまして…()またメンタルがぐちゃぐちゃになっちゃう…個人的に聞きたいんですが、呪術廻戦で推しとかいらっしゃいますか…?私は狗巻くんと真希さん、後は野薔薇ちゃんです…)

(暫しの間は何とも要領を得ない彼女─ロザリーの話を大人しく聞いていたが、ふとアシュリーが此方へ見せてきた人形に目線を投げる。無数に付けられた傷からは中の綿がはみ出し、腹部には大振りな刃物が突き立ったままになっていた。極めつけに、その人形の顔らしき部分には写真─古新聞の切り抜きかと思われる、少し若々しいアシュリーの顔写真が貼られている。随分恨まれているらしいな、とぼんやり思いつつ、更に目前に晒された縄やスコップ─明らかな犯罪計画の証拠に再びちらりと目線を投げた。本当ならばこれ以上面倒な仕事を増やして欲しくは無いのだが、仕方ない。怯え切った表情で縋り付いてくる彼女の手をそれとなく払い除け、「…話は署で伺いますよ。すぐに部下が迎えに来ますから」と声を掛けた後、相変わらずこの状況を楽しんでいるようなアシュリーに眉を顰めながら─「…あまり被疑者を刺激しないで頂きたいものですね。それで何かあっても、其処まで面倒は見切れませんよ」と、一応は窘めるような声を掛けつつ携帯を取り出して、先程男を運んでいった部下─アリシアに再び電話を掛けた。すぐに向かいます、と電話越しでもボリューム調節を間違えた声に眉間の皺が深くなり、携帯を少々耳から離して「…ええ、」と答えながら通話を切る。最早立つ力も無いのかその場にへたり込み、青ざめた顔で何やらぶつぶつと呟いているロザリーを冷たく見遣り─まだ使用された痕跡の無いブルーシートやらをざっと観察して)

  • No.179 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-19 01:36:09 



(/ どちらを選んでも結末に変わりはないのに…!どうしてあれほど泣けてしまうのでしょうね、あの選択肢…!!おのれATLUS…!!()はわ…好きなものは何回でもハマってしまいますよね…!例え地獄だったとしても…ハマらずにはいられませんよね…()推しですか…そうですね…アニメ一期と劇場版の0までをサラッと観ただけのにわか知識でアレなのですが、狗巻くんでしょうかね…シンプルに普段喋らない(喋れない)系で、大人しめな少年っぽい見た目なのに、戦う時のあのギャップが性癖に刺さるので…() )


( 計画失敗の上、縋った先にも払われへたり込む彼女へもう一歩、追い詰めるように踏み込んだ所で注意が降った。「おや、手厳しい。…ですが、ごもっとも。」ころりと笑う軽薄な物言いで、それに素直に従いロザリーから身を引き戻す。もう何か仕出かす気力も無さそうな彼女は捨て置いて、丁度彼の携帯から漏れ出す、例の部下らしき声へ一度取られる視線をそちらへ向けた後、持ちっぱなしにしていた襤褸切れ同然の人形を、自らの顔の前に掲げてみる。「三年……いえ、四年は前でしょうかね。さて、どのお話の頃やら。」改めてまじまじと其処に貼られた切り抜き写真を眺め、一人その年代を測ったが、それには早々に興味を失くして、突き立てられた物ごと床へと放った。その後には彼の目の先を追って真新しいブルーシートらへ、それから犯行道具の置かれていた元倉庫にもう一度身を突っ込んでみれば、「おや、まあ。これはまた、随分と…」その部屋の隅に、やや小ぶりの鉈やら鋸やらと狩猟やキャンプ向け――もとい、解体向けの刃が立て掛けられている。此方は新品とは言い難いが、それでもしゃがんだ己の顔が映る程よく研がれていて、「……素晴らしい熱情の持ち主だったようで。」それに感心を装った嘲り半分、言葉を落とす。「いやはや、しかし、」切り替えの二言、立ち上がって刑事の彼の方へ向き直る。「貴方の助け一つで、こうも綺麗に依頼の凝りが無くなるとは。…ええ、喜ばしい限りです。」先程までの愉楽も熱も無く、ただ純粋に機嫌良く笑んで。「助手君とでは、舞台が長引いて混迷が重なった末、収まりが付く頃には茜空、なんて事もザラですからねえ。」続けざま、目の前の彼の居ない“もしも”なら、もっと碌でもない状況だったと暗に示唆しながらも、言葉そのものは冗談めかして肩を竦めてみせた後。「改めまして、感謝を。」少々芝居掛かりながらも、胸元に手を当てる所作と落ち着けた言葉で同行の礼を伝えた――その、直後。隔ての無い窓からサイレンとエンジンの音が飛び込むのを聞き留め、「…ああ、お迎えがいらっしゃいましたね。」などと、彼女へか彼へか定かではない一声を宙へ浮かべた流れ任せに、ひょいと傍の窓から外を見遣って )


  • No.180 by クリス・K・竜崎  2024-03-21 06:53:34 


(ですね…!何回やっても泣きます()ですです…メンタルケア用のアニメ用意しないと…マッシュルで良いか…()分かりますよ…!狗巻パイセン、普段はぽやぽやしてるのに戦闘の時のギャップ凄いですよね…!())

(暫くの間はブルーシート、及び人形を観察していたようだったが─徐ろに手袋の上から青のビニール手袋を装着し、ブルーシートを拾い上げた。証拠品として回収していくらしく、疾うにガラスの失われた窓際へとそれらを移動させた後、再び視界から消えたアシュリーを追って脚を踏み出す。埃っぽい部屋の中にずらりと並ぶ、ある種荘厳とも言える凶器の数々に呆れたような溜息を漏らしつつ、携帯で証拠写真を撮影した。一通り上に報告する準備を整えた所で、アシュリーから声が掛かる。先程より嫌な感じはしないが、やはり嫌いな笑みを浮かべて吐き出された言葉に「…力になれたなら何よりです」と相変わらずの営業スマイルに乗せ、思ってもいない言葉を口から吐き出した刹那。ビルの階段を駆け上がる騒々しい足音と共にドアが開き、アリシアが顔を見せた。恐らく、寝ていたか何かしたのだろう─普段よりもあちらこちらに跳ねた髪を気にする様子も無く、彼女は部屋の状況を見回した後、地面にへたり込むロザリーの方をくるりと向いては─行きましょう、と掛ける声は優しいものの、半ば担ぎ上げるような形でロザリーを連れていき)

  • No.181 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-22 12:42:09 



(/ そうなんですよ…次の展開もラストも解ってるのに泣いちゃうんですよね…()最近何かと話題ですよね、マッシュル。私正直な所CMで流れてくるキャラビジュとOPくらいしか知らないのですが…呪術廻戦の分のメンタルケア出来る感じです…?()そうそれです…!!普段は可愛いなって思う場面多いのに、戦闘になったら凄まじいじゃないですか…!あと、術式の特性上、言葉が命令形になる所に撃ち抜かれましたね…好き…() )


( 張り子の笑顔、節抜け竹の返事。中身の無い言葉などお互い様。もう一度、此方も表面ばかりの笑顔を返した後に。訪れた騒々しさ――彼の部下へと「どうも、お疲れ様です。」などと少し遠目に労いをさらり贈った所で、あ、と一つ小さな声を上げ、ポケットから取り出した携帯のレンズを、担がれるロザリーへと向け、そのままシャッターを二度。続けて狂気の証拠も一枚切り抜き、計三つの写り映えを確認するなり助手へと電話を掛ける。「ああ、助手君。……そう、終わりました。損害は何もありません。」ワンコールで繋がる通話へ噴いた微笑み混じりに、現状一通りの伝達と、送る写真を依頼記録に使えという旨を話した後。――何か、助手から問われたらしい。一瞬きの沈黙を落とした次、「…そうですねえ。実に探偵らしくて、やり甲斐のある御依頼だったかと。まあ、」クスクスと、今度こそは喜ばしげに密かな音を纏って、「――概ね台本通り、予定調和の舞台ではありましたが。ええ、それでも。乗るだけの価値は、十二分に。」まるで、今日この時、“こんな事”になると解っていて此処に来た、とばかりの物言いを送話口へと流す。それを最後に一時の別れを告げて電話を終え、「お待たせしてすいません、竜崎さん。」今目の前の人物の方に意識を戻した。「そろそろ戻りましょうか。此方も、そして貴方も、ご報告を為さねばならない相手をお待たせする訳にはいかないでしょうから。」それからにっこり愛想良く、ついさっきの通話の怪しさなぞ投げ捨てたかのように、朗らかに促しの言葉をつらつらと淀み無く並べながら、開きっぱなしのドアへと爪先を向け )


  • No.182 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-31 18:49:22 



(/ 埋もれてきたので上げさせて頂きます…!教習諸々で何かとお忙しいのは存じております故、お返事は二の次で構いません。アシュリーとアーネスト共々のんびりまったり待ってますので、生活環境に変化の多いこの時期、どうか無理だけはなさらないで下さいね…!それでは失礼致します…! )


  • No.183 by クリス・K・竜崎  2024-04-03 08:36:49 


(お気遣いありがとうございます…!教習が終わったかと思えば履修登録で悲鳴を上げている毎日ですが、元気ですのでご心配なく…!分かります…泣いちゃいますよね、あれは…()面白いですよ、マッシュル!!魔法の世界で筋肉無双()ですから…性癖を抉ってくるようなキャラもたくさんいますよ…私はオーターとレナトスが性癖にブッ刺さりましたね…()シリアス回もたま~にありますが、まあ大抵筋肉で解決するので()後、これは個人的なオススメなのですが…カリスマってご存知でしょうか…?秩序のカリスマ、服従のカリスマ、自愛のカリスマ、反発のカリスマ、内罰のカリスマ、性のカリスマ、正邪のカリスマなるイカれた奴ら()のボイスドラマなのですが…ヒプマイと同じレーベルが作ってるんですよ…()分かります…可愛いのに強くてカッコいい…)

(「…いえ、お気遣いなく」アシュリーの言葉に軽く首を横に振った。先程、多少気になる発言をしていたような気がするが、必要以上にこの男と関わりたくはない。上手く営業スマイルを作れていたか分からないが、兎にも角にもこの場を早く立ち去りたかった─計らずも先導するような形で階段を降りていくアリシアの背中を追い、アシュリーよりも先に、埃っぽい部屋を後にした。見たところロザリーは気絶しているようで、特に抵抗する様子も見られない。アリシアが乗った車とは別の、もう一台表に回すよう言い付けてあった自身の愛車─黒のクラウンに乗り込み、窓を開けて「……乗られますか?」と形式上の問いを投げ)

  • No.184 by アシュリー・ハニーウェル  2024-04-07 02:13:06 



(/ おおっとそうでしたか!忙しい所にお返事有り難うございます!そして御入学おめでとうございます!!名作ゲームは何回やっても良いもんですからね…()なるほどなるほど…取り敢えず支部でアレコレ確認して参りましたが、なんとなくそのお二人が好きなの解る気がします()確かにカテゴリはコメディでしたね…今度ゆっくり見てみますね()カリスマ、ご存知ではありませんでしたが今じっくり聴き進めております()初手から豪快なイカれ具合()で中々面白いですね…ビジュの好みは正邪と服従辺りですかね。まあお関わり合いになりたいかと言われると…アレですけど…カリスマの方々は遠くで眺めてるだけなら目と耳の保養になりそうです()ね…狗巻先輩、つくづくギャップ好きを的確に撃ち抜いてきますよね…() )


( 顔も爪先と同じ方向を向ける間際、視界に在ったのはクリスの表情。今朝から変わらぬつもりだったろう笑顔と――その仮面の、ほんの僅かな罅。見付けた物に口元が歪に弛み、今度こそは愛想笑いが崩れてしまう。新品の玩具でも手にしたような、明らかな好奇と興味を剥き出したそれは幸いにも、既に此方の歩みを越した“玩具”には気取られなかった模様。「……おっと。」アシリアとクリスの歩をなぞり廃ビルを出るその前に、人差し指と親指で触れた自らの口の両端を押さえ伸ばし、余所行きの顔を作り直しておく。――それから、何事も無く外に踏み出し、彼に追い付いたそのタイミングで声が掛かった。パッと目を移した先には既に運転席へ着いた彼。「おや、宜しいので?」問い返しには特別深みも無く、軽薄な喜色だけが浮かぶ。「なら、ご厚意に甘えさせて頂きましょうか。」続けて後も先も考えていない早さで肯定を重ねれば、彼の仕草に倣って己が身から確りと埃と汚れを払った後で隣へ乗り込む。――車の中。自身の助手へもう一つ、今度は文字のみの連絡を送ってから、「さて、と。」組んだ手を前に突き出すだけの軽い伸びを一度。「多少揉めはしましたが依頼は無事に完遂致しましたし、後は依頼者様から御礼を頂いて、今夜はシードルでも…」先程ロザリーに縊られかけた事も、滅多刺しにされた人形の事も“些細な揉め事”に片付けた上、この惨状を伝えられる依頼者から、報酬を確り毟る予定をちらつかせた後で、ふと言葉が止まる。「……ああでも、馴染みの店はこの前からお休みになっていらっしゃいましたね。」思い出した事。そちらこそをば悲しげに、残念そうにぼやいて、少しの合間眉を寄せて唸り悩んだ次。「そうだ、」ふとハンドルを執る彼へと視線を合わせ、「竜崎さんは、何処か美味しい薫酒が頂ける所などに心当たりはございませんか?」廃ビルを訪れる道中と同じ、場の沈黙を埋める何気無い世間話を彼に吹っ掛けて )


  • No.185 by クリス・K・竜崎  2024-04-19 12:28:41 


(ヒェェ…度々返信が遅れてすみません…!!
分かって頂けますか…!オーターもレナトスも…その…何と言うか…ね!!(圧)是非是非見て下さい!!面白いですよ!!何も考えずに見れます!!()イカれてますよね…凡人として1年くらい追ってますが、私も何も分からないのでそれで大丈夫だと思います…あっ!!正邪良いですよね…全てが謎に包まれてますけどね、ふみや…年齢も名前も本当なのか分かりませんし…私は秩序と性も好きですよ…他はカッコいいのに、性だけ「性!!!」ってド直球でゴリ押してくる所が好きです()眺めてるだけなら(重要)、ですね…でも時々ふみやは「こっち側」を認識してくるんですよ…こわい…()です!!狗巻パイセン可愛い!!)

(─自身としては、社交辞令のつもりで投げた言葉だったのだが。一応は汚れを払う仕草を見せたアシュリーに口から飛び出かけた文句を引っ込め、自身はクラウンのハンドルに片手を掛けた。助手席から聞こえてくる戯言は聞かなかったことにし、「…酒、ですか。確か近くにヴィンテージ物を扱う店があったかと」そろそろ掛かってくるであろうアリシアからの連絡を待つ。─そこから大した間を置かず、尻ポケットの携帯が振動して着信を知らせてきた。無線スピーカーに携帯を繋ぎ、「…はい、竜崎です」と声を掛ければ─「アリシアです!!被疑者、吐きましたよ!」と案の定、車内のスピーカーがビリビリと音を立てて震える程の声量が返ってくる。相変わらず調節を間違った声量に眉を顰めつつ適当に話を聞き流し、通話をブツリと切った。送るだけ送ってやるか、と思ってクラウンを方向転換し、今言及したバーの方へと勢い良くハンドルを切る。急激な方向転換で後輪が地面と擦れ、火花を立てつつカーブをドリフトした。)

  • No.186 by アシュリー・ハニーウェル  2024-04-21 21:13:46 



(/ 大丈夫です!お待ちしておりましたよ!!
ええ、的確に癖を撃ち抜いてくると言いますか…ね!!(納得)何も考えずに見れるものも大事ですよね…いえ、深い解釈とか重めのアレソレとかも全然好きなんですけれども()あっ良かった…カリスマ達のお話聞きながらこれは私の理解力が足りないのか??と宇宙猫顔してました…()良いですよね正邪…意外と可愛い一面とか有って……天彦さんについては、いやもうホントにセクシーというか、最初から最後まで「性!!!(ごり押し)」って感じで、カリスマの中でも特にブレの無い人だな…と…()眺めてるだけなら、です(大事)ふみやさんから初めて此方側を意識した台詞を聞いた瞬間、ちょっと跳ね上がっちゃいましたね…()ええ!可愛い!!狗巻先輩大好き!!() )


( 形式上の言葉に乗っかられた彼の表情を見るが為だけに起こした行動は、予想通りに些かの愉快な結果を齎した。その事にも上がるばかりの気分に、今は品良く笑んで問いかけの答えを聞く。「ヴィンテージ物ですか、良いですね。その御店はどちらに、」そのまま言葉を乗せて会話を繋げかけたが――彼に連絡が入る方が先であった。おや、と少しばかり残念そうに口を閉じたその直後、本日三度目の“元気の良い”彼女の声が車内に響いた。スピーカーは勿論の事、空気の震えが肌にまで伝わるそれに、いっそ可笑しげに喉の奥を鳴らしながら己も話を終わりまで聞いたその次の瞬間、不意に車が揺れる。「うぉ、っとと…!?」幾らシートベルトに縛られていると言えども、慣性の法則に引っ張られた身体は思い切り傾き、予想外の事に口からは何の飾り立ても無い驚きが漏れた。辛うじて窓へ突っ張った腕で身を支えつつ、車の外へと丸く見張った視線を移す。――元来た己の事務所方面でも、何かと縁のある警察庁に続くでも無い道への走行。浮かんだ疑問符は、“今”を楽しむ思考に直ぐ様消え去り、大人しく黙ったまま、機嫌良く流れる車外の景色を眺めていた。――ややあって。車が止まったのは、とあるバーの前。其処が先の会話に出た店である事は容易に理解が及んで、「おや、まあ。わざわざ御店まで送って下さったので?」少々大袈裟だろうか、驚いた色を纏わせた問いの形を投げ、「有り難う御座います、竜崎さん。」その答えも特別待たずにこやかに礼を続けて、シートベルトを外した、その後。「それでは、アシリア巡査長さんと、」ほんの僅か、細める瞳に妖しさを持たせて、「――ローガン警視正様に、どうぞ宜しくお伝え下さい。」何処からも伝えられていない情報、彼の上司である筈の名を、その反応を眺める為だけに口から“うっかり”滑らせて挨拶を連ねつつ、外へと出るべく車のドアへ手を掛けて )


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