掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( お互い分の悪さは把握済。悩む素振りを待っての返答に一つ頷き、己を待つ相棒の隣へ歩む。その途中、冗談か本気か解らない言葉に、「…今すぐ下のイカれジャンキーを殴りに行きたいと思っている事は否定しない。」左手を握り開く仕草を数度繰り返しての肯定を。しかし、「だがそれは、最低限この下らない事態に目処が付いてからだ。」その後で不本意不満の鼻を鳴らしながら、まずは上階を目指し地一面の芝生を順に踏んでいく。先程までの慌ただしさとは違い、小鳥の囀りでも聞こえそうな穏やかな道の中、「……イヴ。ガラクタどもが追ってきた場合の逃走経路だが、」不意に口を開く。視線はポケットから取り出した、時計として以外役に立たない端末に注いだまま、淡々と言を繋ぐ。「まず裏口側のロビー、」以前、相棒を嗤った連中がよく屯する所。「西の射撃場、」一月前、仕事中に横槍を入れて自分らを邪魔した職員の担当場。「管理室…は少し微妙だが、逃げ込み先にする価値はあるだろう。」言わずもがな、嫌な上司や幹部の集合場所。――つまり、この際、己に不利益を被せた全員を“これ”に巻き込んでやる。そう全てを言い切った後で、やっと隣に上げた視線はほんの僅か興に細まる。「これ以外に何か良い案はあるか、相棒?」だからとて、その意図をわざわざハッキリ口にはしない。ただ相棒が乗り気かどうか、それだけを計りに、仄かに楽の浮く声で窺い )
(/ やったあー!!わーっしょーいっ!!!では、移動しますね!!! )
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