掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(/ 埋もれかけの上げついでに、少々気になったロルの手直しもさせて頂きますね…!失礼致します…!! )
( ぶつかる眼差し、一瞬の沈黙。震えを確かに感じ取った唇を、知れずきゅっと引き結んだ後に、返ってきたのは微笑み。続けて荒れかけの其処の形を辿られる擽ったさに身動ぐ間に聞く答えを反芻し、解かれるその意味に、表情はそのまま、息を詰めて固まった身体にまた彼の腕が緩く巻き付く。「っ、おい……」此方からは半端に手が宙を彷徨くばかり、“これ”にどう応えるのか解らず戸惑うその隙を突き――首筋に柔い感触を受けた。予想だにしなかった箇所へのリップ音に大袈裟なほど身を跳ねて竦め、困惑に強張った顔のまま指と唇の感触が残る其処を掌で押さえて硬直する。――時間にすれば一分にも満たない、その短い間に我を取り戻し腕を下ろした最初、相棒と目が合う。それからやっと普段に似た顰めっ面に表情を寄せて、口元を物言いたげにむずむずと動かした後には視線をやや斜めに下ろして、「……昨日は、」ぼそり、呟く。いつもの不機嫌に聞こえるようで、何処か不貞腐れたような幼稚な低さを含んだ声で相棒の言葉に物を申す。「止めても舌を押し入れてきた奴が、今更――」歯止めなど、とぶつけた文句は、もう何も言わないと宣言していた筈の昨晩の話。――もう一度向ける目線は、先程の不安とはまた違う睨み混じり。しかしやがて、それを瞬きで逸らした後、「……まあ、いい。」一言、そう諦めを告げて、「そこまでした後の明日に、また“昨日の事は忘れました”などと言われては、次は手帳程度で済ませてはやれんだろうからな。」夢と思う事にする、などと片付けたそれを今は存分に彼への皮肉に使って、徐々に元の調子が戻り始めたその口ですらすらと述べた後。ふん、いつもの不遜に鼻を鳴らしつつ、何処と無く拗ねたような様子で顔をふいと相棒とは反対側へと背けて )
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