掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 此方からの接近にどうやら向こうも気付いたよう。椅子から立ち上がった相棒を招かんと口を開きかけ、しかし足早く近付く彼の表情を視認して、思わず噤む。その内に相棒の投擲に因って背後で喚いていた男の声が悲鳴に変わり、漸く煩わしさから解放されはしたが――代わりに、相棒が発し纏った底冷えするような空気に、ひたりと氷柱の先を喉に当てられたような心地が巡る。恐らくはこのロビー全ての人間がそうだろう。その中で、「……ああ。その小蝿、本当に知り合いだったのか。」一人、振り返り相棒と並んだ先。現状に呑気とも取れる呟きを、静まり返った其処に落とした。――さて。やっと視界に入れた男はといえば、つい先程まで“陰気なモヤシ”だの“虎の威を借る何とやら”だのと己を散々扱き下ろしていたのに、今は目の前に迫る相棒の顔と言葉に圧されて呼吸すら儘ならなくなっている。――美人は真顔が一番怖い、なんて何処かで耳にした話を、横目に窺う相棒の相貌と、今にも腰を抜かしそうな男の表情に納得して小さく鼻を鳴らせば、それが聞こえたらしい男が弱々しくも此方を睨んだ。しかし意に介する事も無く、未だ凍りつく周りを見回すと、それをきっかけに動いた一人の職員が、管理室に続く通路へ慌ただしく進む。「イヴ、」それに眉を一瞬跳ねたその次、息苦しい程にぴりついた雰囲気に構わず、いつも通りに名を呼んで、「…そろそろ人を呼ばれそうだ。」この状況を招いた張本人であるにも関わらず、ふてぶてしく、面倒そうに、束ね髪の根元を掻きながら「……続けるなら場所を移した方が良い。」止めるでもなく、責めるでもなく、ただ相棒の為だけの情報と提案を述べた後に。一瞬希望を見付けたようだった男がまた怯えだす様子を、もう興味の欠片も無い視線で淡々と眺め、「……何があれば、道端の蟻如きがここまで嫌われるのだろうな。」問いとも独り言とも取れる言葉を、自分と相棒と男、三人の間に溜め息混じりに漏らして )
(/ イヴさんホントやっべぇですね…()本当に…物凄い顰めっ面で詰められますよ、イヴさん…あっでもそう言うアーネストも腹にデカい穴空いた痕あるから人の事言えなくない?“仕事の傷と火遊びの傷を一緒にするな”って?いやだって…前にバー行った時に言及した“屑”もちょっと関わってるじゃんソレ…()ね!良いですよね!散々毒づくのに、いざ「じゃあバディやめたら?」って誰かに言われると「は?何故??」って心底解らん顔してるヤツ…そういう所だぞアーネスト…()わあ思ってたより沢山いらっしゃいましたね!どの子も素敵ですねえ!!小説家ならではの言葉を“編集”する術式も面白いですし、元ヤンさんは…大柄なのに何だかそこはかとなく可愛い気がしますし、同じ鮫島姓なので、もしやこのおっかない(褒め言葉)無痛症の美夜子様と血縁者なのかなとか思ったり…それから鶴原様は術式そのものも発動の瞬間もめちゃくちゃに怖いですね…いや、見目は大変好みですが…() )
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