掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 止めろ、と行動で示したにも関わらず、聞こえてきたのは続行の甘い一声。それに更なる制止を掛けるより先に、弱い牙を剥く為に薄く開いていたそこが抉じ開けられる。そのまま侵入してきたものに、手が跳ねてなけなしの抵抗が緩んでしまう。“それ”は動けもしない己の舌に戯れついた後、唇まで湿らせてからやっと離れていった。呆気に取られる此方と、悠々とした彼方を繋ぐ銀糸が切れ、彼が舌を覗かせる仕草が、いやにゆっくりと見えて――また頬に触れてきた指に、漸く呼吸を思い出した。「っ、は…要るか、そんなもの!」鼓動が少し落ち着くまでに浅い息を纏め上げ、蛇の威嚇宜しく口をカッと開いて顔を顰めれば、笑う相棒へ大きな叱責を返す。その勢いのまま片手を振り上げたが、己を見詰めてくる相棒の表情に声が詰まって、数秒動きは固まり――ぺちん、と彼の額と目元に平手を軽く当てて押し付けるだけに留まった。「……自分で言った事も守れんのか、この阿呆犬め。」呼吸を止めていた癖に慣れない大声を上げた為、噎せて咳き込んだ後に毒を続け、そうっと彼を緩やかに解放した後。引いた指先からと、それ以外に、相棒の指が触れていた辺り…つまり、頬からも、耳朶からも。今までの熱を吹き溢したように血液が――否、“能力”が、流れ落ちた。今度は無作用とはいかなかったよう、それは自分から分離した瞬間に凝固し、不透明な石や飴玉の如くカラカラコロコロとテーブルやソファーに散らかる。「な、っ……」手元以外の皮膚から傷も無しに溢れるほど制御を損なうなど、あまりに久方ぶり。相棒と組んで以降は初めてとなるそれを見開いた目で視認し、ヒュッと狼狽に息を吸い込む音を喉から鳴らした次、素早くソファーの端まで相棒から距離を取り、そのままずり落ちたブランケットを頭まですっぽり被って丸まり達磨と化す。爪の内が白くなる程強くブランケットを握り締めて震える十指の先以外、全てを隠したまま。深く深く、息を吐いたその後で、「……もう帰れ…」相棒へ“どうしてほしいんだ”と訊いた瞬間と同じ、情けないか細い声がブランケットの隙間から漏れて )
(/ 仕方無いですね。RPGでは主人公がヒーラーをやるのは必定の運命なので…()改めてイヴさん凄まじいですね……あっ(察し)成る程…ワンナイトの中にはガチ恋しちゃった人とかもいそうですね…()ホントもう…アーネストがこんなタジタジになって手を出されちゃってるのは“イヴ・アレクセイ”が口説いてるからという特例中の特例である事、イヴさんにはもっと噛み締めて頂きたい!!()くっ…イヴさんあざとい…可愛い…!!よし私は許します!()アーネストってば“相棒”に甘い…こんな顔されたら強く出れませんねえ…お前そんなんじゃいつか本当に食われてしまうぞ~??() )
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