掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 背けた目の中に彼の弱々しい笑みがまだ残っていた。…こう言って彼が利けるなら、あんな事態には最初からなっていない。解っている事。だからこそ、己が――ぐるぐる考えを巡らせる内、いつの間にか管理室の前まで着いていた。自分達の生存、それも今現在大した負傷でもないように見える事が余程お気に召さないらしい、随分不機嫌そうな上司に興味も示さず報告を。精神操作に関しては、“悪意や敵意を抱かせるもの”、と近からず遠からずといった無難な回答だけを用意して口を閉ざす。その途中で、何処と無く見覚えのある女性が割り込んだ。言葉は止めたが然して驚きもせずに視界に入る挙動を追った後、相棒が示した名に彼女の事を思い出し、ああ、と一つ声を上げた。「……無駄が無くて良い事だ。」一声も発さず、ただ書類だけを提出していった姿に、此方はハッと鼻での嘲笑混じりに肩を竦める。さて、サラといえば――薬品、物質、特殊個体等、様々な分野からの分析、追究を行う研究課の内の一人。先程相棒が離れたタイミングを考えて、上司に渡した書類は十中八九あの縫いぐるみに関するものだろう。…つまりは。「……む、」先の己の報告のボロを上司に、そして、――あの精神操作の仔細が相棒にバレる事を、自身も不思議ながら多少危惧して眉を顰め、目を泳がせて、「……もういいだろう。行くぞ、イヴ。」上司や幹部らに引き留められるより先に管理室を退かんと、些か早口で相棒に声を掛けつつ一歩踵を引いて )
(/ 良いですよね…お前なら、って“相棒に己の命と可能性を託す”という、この信頼…何度だって見たいんです…かゆ…うま…()アーネストも嬉しいね!ね!(圧)あっでもアーネスト今縫いぐるみの事バレそうでヒヤヒヤしてますね!いやまあいっか!!() )
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