パンドラの箱(〆)

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掲示板ファンさん  2023-09-16 14:07:27 
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  • No.150 by イヴ・アレクセイ  2023-11-19 07:44:05 


(─自身の後ろから、舌っ足らずながらいつもの毒舌が聞こえたことに、苦笑しながらも何処か安心していた。は~い、と返事を返しながら、相棒に負担が掛からぬよういつもより速度を落として走行する。途中、風の音やエンジン音に紛れて何かが聞こえたような気がしたが─聞き返そうとして、やめた。自身の背中に当たっている相棒の額が、革ジャン越しでも熱く感じる程熱を持っている。「…お疲れ様、アーネスト」ちょうど信号で停車するタイミングを見計らい、今自身に凭れている相棒によって治療された左手を伸ばし、相棒の頭を労るように優しく撫でた。─こんなこと、正気の相棒にすれば凄まじい顔で睨まれるだろうが─今は、まあ…良いだろう。内心でそんな言い訳をしている内、信号が青に変わる。相棒から手を離し、再びバイクのグリップを握り込むとエンジンをふかし、機関までの道を走行した。やがて機関に到着すると愛車を停め、先に降りてから「アーネスト、着いたよ~。オレ、コイツ持って行くから休憩しときなよ~」とだけ声を掛ける。押し付け続けられた所為か、すっかり抵抗する気力を無くしているぬいぐるみの頭を再び掴むと、いつもより甲高いヒールの音を立てながら機関内を"研究課"へ向けて突き進んだ。普段の軽薄な雰囲気ではなく、どこか底冷えしたような雰囲気を纏うイヴに職員たちは怯え、何も言わずともイヴの通る道が自然と開いていく。やがて"研究課"のプレートが掛かった部屋に到着すると、ノックする前にドアが僅かに開き、ひっつめ髪に眼鏡を掛けた女性が顔を覗かせた。彼女は怪訝そうな目でイヴを見上げたかと思えば、何、と愛想の欠片もない声を発する。イヴはその無愛想な声と無表情にも怯まない、というか寧ろ慣れた様子で「目を合わせることがトリガー。精神操作系の特殊個体。右手欠損と左手及び頭部損傷、は~…えっと~…うん。色々やりすぎた。ごめん」とぬいぐるみの説明をしつつ、呑気に笑いながらぬいぐるみを彼女に向かって差し出した。彼女は相変わらず怪訝そうな眼差しのままそのぬいぐるみを受け取り、どうも、とだけぞんざいに述べたかと思えば扉をバタンと閉めてしまう。そんな彼女の様子にイヴは少しの間硬直した後肩を竦め、踵を返してロビーへと向かい)

(アッそういうのシュキ…負担が掛かるのに頑張ってくれちゃう系のやつは好きです…()泣いちゃったァ…ほらイヴ!!闇ないないしなさい!!…よし!いつものイヴに戻りましたね!!())

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