掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(「…ん…」ベッドに横たわった後、死んだように眠っていたらしい。─だが、このベッド。家のベッドと質感が違う。しかし自身の寝る場所は毎日ソファ、ベッドで寝たことなど数えるほどしか無い─そのことを不審に思い、まだ目覚めきっていない声を上げながら、悪い姿勢で寝た所為か凝り固まった身体を起こして周囲をぐるりと見回した。目に飛び込んでくるのは白い壁紙、スタンドライト程度しかないシンプルな内装。恐らくビジネスホテルだろうか。それだけなら別にどうということもない、あまり考えられないが…女性と遊んだ後にでも泊まったのだろう。だが異質なのは─ツインルームらしく、もう一つ備えられたシングルベッドで額を抱えて俯き、唸り声にも似た言葉を漏らしている相棒の姿。少しの間脳が起動していなかったのかそちらを見つめながらぼんやりとした様子で沈黙していたが、漸くこの状況を理解したらしく─正にバネ仕掛けの人形が飛び跳ねるような動作で、ベッドからひょいと跳ね起きて相棒の方へと近付いていった。意識がはっきりしてくると、酒の所為か飛び飛びながらも昨日の記憶が蘇ってくる。「アーネスト~…昨日のこと、覚えてる~?」相棒に掛ける声は昨日の柔らかさや憂鬱さなど感じられない、いつもの軽薄で明朗なもの。頭を掻きながら「いや、昨日送るって言ったんだけどお酒飲んじゃってさ~、マスターは送ってくんないしホテル取ったんだよ~」と言い訳がましく軽薄に笑いながら上目遣い気味に相棒の反応を伺っていた。─うつ伏せに寝たからか、前髪は所々跳ねている。相棒がこちらを見ていないのを良いことに一旦ポニーテールを解き、ゴムを口に咥えながら髪をハーフアップにまとめ、雑に束ねて)
(そうですね!!!あっ、イヴハーフアップにさせましたよ!!!お収めください!!()イヴ!!説明頑張ってね!(丸投げ))
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