掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(吸い始めの濃い煙を深く吸い込んだからか、視界が少しばかりぐらつく。ふわり、と一際大きな煙を吐き出した時、自身の眼の前に追加注文したカクテルの入ったグラスが二つ押し出されてくる。ピンクジンのグラスに手を伸ばしかけた所で、相棒の言葉にぴくり、と一瞬反応し、グラスの手前で手を止める。その後に少しばかり目を見開いて相棒の方を見遣り、普段口を開けば毒しか飛び出さない相棒の、珍しい言葉を最後まで聞いた後に「……そっか。いつもごめんね、アーネスト。オレもさ、キミのこと大事に思ってるよ。…分かんないかもしれないけど」─マティーニ、マルガリータといった度数の高いカクテルを水のように何杯も飲んだイヴもまた酔っているのだろう、普段のイヴならば一欠片も見せない憂いと柔らかさを帯びた、女性に向けるような笑みを浮かべてみせた。煙草を灰皿に預けてはピンクジンとニコラシカを交互に呷り、どちらも空になる頃にはマスターの気遣いだろうか─ミネラルウォーターの入ったグラスが目の前に置かれている。慣れた調子で何も言うこと無く水を飲み干した後、まだ半分程吸う場所の残っている煙草を灰皿に押し付け、揉み消した。─ふと、普段見せる悪戯心が湧き上がってきたらしい。水を飲んだ所で手遅れ、既に思考は意味を成さなくなってきているが、意味は知っているのだろうか、どう反応するか、とでも思ったようだ。もう一本煙草を取り出すと火を点けたものの、今度は顔を背けること無くカウンターに頬杖をつき、相棒の顔をじっと見つめながら、相棒の贔屓目を無しにしても美しいと思えるようなその顔に向けてふう、と煙草の紫煙を少しばかり吐き出してみせた。「…気になるなら、アーネストも吸ってみる?…悪影響は知らないけど、多分似合うと思うよ」と断られるのは分かっていながらも持っていた煙草の箱─メンソールが強く、かなり煙も濃いもの─を差し出し、首を傾げながら笑ってみせて)
(アッシュキ…シュキです…猫被りくんの猫が剥がれるのも、真面目くんが実は荒っぽいのもどっちもシュキ…へい!!動いて喋らせましたよ!!ですよねえ…落ちない人のほうが珍しいのでは?()イヴ~!!隣!!隣だって!!遊んでる場合じゃないって!!アッ好きな酔い方…周りに指摘されても「何の話だ」ってなるタイプのやつですね!?)
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