掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(─大人しくなった相棒を引き連れて到着したカフェは、随分と可愛らしい内装で、自身と相棒のような男二人で来るにはどうにも似つかわしくないものであった。いらっしゃいませ、と笑う店員に軽く手を振りながら自身も席に腰を下ろし、相棒から押し付けられたメニューを開く。どうやらここのメインはケーキらしく、少しの間メニュー表と睨み合って悩んだ後に店員を呼び、ランチセットとチーズケーキ、そしてココアを注文した。店員が去っていくのを見送った後、周囲の目線に気付いたのか、睨みつける相棒とは対照的に愛想良く笑いながら手を振ると、大半は相棒に睨みつけられたようにさっと視線を逸らしてしまう。だが何人かの女性は何やら黄色い声を上げて楽しそうにはしゃぎ、時折ちらちらと自身と相棒の方を見ながら連れの方へ視線を戻して饒舌に喋り始める。「え~、もうちょっと街回ろうよ~。アーネスト、普段全然外出ないんだしさ~」帰りたそうな、と言うよりは今にも自身を放り出して帰ってしまいそうな雰囲気を醸し出す相棒の言葉をそう笑い飛ばし、早速運ばれてきたココアのカップに手を伸ばすと一瞥もくれず口を付け、一口啜った。アイスかホットか指定していなかった自身が全面的に悪いのだが、喉にいきなり熱い液体が流れ込んできてげほ、と噎せる。少し咳き込んで落ち着いた後、ココアを恨めしげに睨んでふうふう、と息を吹きかけて冷ましながら「て言うか~、アーネストいっつも珈琲ばっか飲んでるよね~。…オレ、今日は飲みたい気分だし、バーで飲んで帰ろうよ~」普段から相棒に思っていたことを口に出す。─そう。普段相棒が飲んでいるものと言えば、珈琲しか思い当たらない。デスクに見当たるのも缶コーヒーばかりだ。それに、このスタイルなら自身の行きつけのバーで飲んでいても映えるだろう─そんな事を思って少し冷めたココアを再び啜り、丁度運ばれてきたランチセットのトーストに空いた片手でバターを塗り、一口齧った。それをぼんやりと咀嚼しながらココアのカップを置き、また携帯を触っているようで)
(いやあ…黙ってればお顔は国宝級なんですが喋って動くとイヴになっちゃうんですよね()ヨシ!!!(爆音)諦めたってイヴ!!思い切ってバーに引きずっていくんだ!!ハーフアップ良いですよね…まあイヴは顔だけは良いのでどっちも似合うと思うんですが()了解しました!ハーフアップイヴをお楽しみに!!!)
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