掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 普段からそうではあるが、今日は尚更相棒に己の毒が響かない。「こんな動き難い格好、調べ物の邪魔にしかならん。」褒めているのか何なのか解らない軽薄な相棒の言葉をバッサリ切り捨て、せめてもの苛立ちの紛らわしに髪を乱雑に掻き回す。今朝結んでいたリボンが仕事で切れて以降、留めるものの無い毛先は乱す指に合わせて気儘に散る。と、そこで、仕事と相棒のドタバタで億劫になっていた己の付属品の無を指摘され、一つ皮肉を掛けんと彼を睨むが、また言葉は置き去りにさせられる。――再度の攻防の末、今度の到着はヘアサロン。「……適当でいい。とっとと終わらせろ。」面倒さと疲労で抵抗自体に少しずつ諦めが見え始める。相棒の言葉に頷いてから己にも注文を訊く店員に、溜め息を吐いての回答を。それもにこやかに了承し、小柄ながら無駄無く動く店員の姿は医療班長を彷彿とさせ、そのついでにあの熊のような医療助手との在りし日の会話も思い出す。――今の相棒と出会う前。確か己の能力の実験分析を手伝ってもらった際、何かの流れで“短い髪も似合うんじゃない?”といった旨の声を掛けられた覚え。心底下らなくてどうでもいいと嘲笑一つに伏し毒を返した…という芋蔓に引き上げた記憶をまた埋め直した所で、終わりましたよ、と店員から告げられる。今に戻ったその目で正面の鏡を見れば、前髪は左の溢れた房を幾つか残して後ろに流されているようで、視界が随分と明るい。鏡に映らない部分の詳細はよく解らなかったが、項に風が当たる感覚がある辺り、切るなり結うなり何かしらされたのだろう。ともあれ、興味の無いものの子細を知る気は皆無。感想を尋ねていた店員に無視を決め、雑誌を眺める相棒の元へ。「……おい。終わったぞ。もう帰っていいか。」今すぐ帰りたいと表情言動全てに示して不機嫌に辟易と、しかし何処か諦観の滲み出した声を相棒に落とし )
(/ 良いですよね…絶妙にそういう相性が抜群ですね、この二人は!!私もダイスキ…モットヤッテテ…黙ってればという辺りがミソですね()というかイヴさん何着たって絶対似合うでしょう!!好き!!()おっとアーネストもうちょっと疲れて諦め始めてますね!もっと粘れ!!()さっすがイヴさん!その調子でゴーゴー!アーネストを引っ張りまくって下さい!!() )
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