匿名さん 2023-08-22 13:47:44 |
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( 黙り込んでしまった貴方に少し虐め過ぎてしまったかと様子を伺う。叩けば鳴る玩具の様に、此方が手招きすれば簡単に着いて来てしまう様子が面白くてはしゃいでしまった様だ。しかし、そんな心配は必要ないとばかりに自身を '良い人' と称する貴方に思わず笑みが零れる。作ったものでは無い、自然と出たそれは先程迄より幾分か柔らかいもので。 )
「なぁに。何も喧嘩売ろうって訳やないんやから大丈夫やって。向こうさんかて貸した金が返ってくれば何も言わんやろ。」
( ゆっくりと立ち上がり、貴方の隣へ座ると肩へ腕を回し顔を近付ける。目の前のこの男は、何処まで自分の事を信じ続けてくれるのだろうか。何処までの事を許してくれるのだろうか。なんて、そんな考えを隠す様に、笑顔を貼り付けて貴方の瞳をじっと見詰め、 )
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