匿名さん 2023-08-11 23:24:56 |
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( 主人が指し示した瓶を見遣れば、よもや間違う事はないだろうと大人しく其れに手を伸ばす。然し彼が既に持ってしまえば、如何やら注いでくれるようだとぴたりと動きを止め、端的な言葉と共に差し出されたそれを軽く会釈をして受け取り。盃の中で波々と揺れる馨しい液体を幾秒か見詰めたあと、「…頂きます」そう一言零して口元に含み。液体の色から何の飲み物か分からなかったが、口当たりは果実のような瑞々しいもの。それが果実酒だということに、度数の低さゆえに気付くことなく舌先で甘味を味わいつつ嚥下し。恐らく数分後、顔が赤くなってくるだろう事に今は未だ気付かず、 折角の宴なのだからと主人に会話を投げ掛け。 )
劉景様がお酒に強いのは知っていますが、何本くらい飲めるのですか?
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