匿名さん 2023-08-11 23:24:56 |
通報 |
( すっかり夜も更け、宵闇に浮かぶ月は花を美しく照らしている。頬を撫ぜる夜風は心地好く、眼前で用意されていく小さな宴会場を時折手伝いながらも見つめていると、大して時間も掛からずに準備が整い。自身も食事と入浴は済ませているが、どうやら主人もそうらしい。しとどに濡れた髪が風邪を誘発しそうで気になるが、従者が下がったのを皮切りに宴の開始を告げられ。その場を共にはするが酒を嗜むことはなく、愉快そうに飲む姿が見られたらそれで充分である。小さなテーブルの傍らに姿勢良く立った侭、酒が入っているであろう瓶たちを横目に見て。 )
私はお酒は嗜まないので、劉景様はお好きな様に飲んで下さい。
トピック検索 |