匿名さん 2023-08-11 23:24:56 |
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( 口の中では甘味の余韻が消えることなく、大きな尾は喜びを示すかのように揺らりと動き。しかし主たる彼には少し甘過ぎたのか、顰められた表情がそれを如実に表していて。端的に頼み事を任されると、ふ、と微かに口元を綻ばせ「畏まりました。」と短く返答を。初めて彼に仕え始めた頃はお茶も満足に淹れられなかったが、今では慣れたものだと昔日に思いを馳せる。自身で淹れたお茶は特段美味しいとは感じていないが、主人は如何であろうか。そんなことが不意に気になると、ぽつりと小さい声量で疑問を投げ掛けて。 )
劉景様は、私の淹れたお茶を美味しいと感じますか?
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