□□□ ぐらでーしょん □□□ 山田Lv999 （NL）

あれから大丈夫だったかな、山田。


（本日の講義は一限目のみで、朝から山田の様子が気になって仕方ない。雨宿りしたとしてもあの雨に打たれていたのは確かな事で。大学への準備をしながらも山田と繋がりのある、スマホをチェックしてしまう。朝の時間は貴重、その時間を自分のために時間を割くのは申し訳ない。だが心配性が出てしまい、電話しようかと端末を手に取った瞬間、タイミングが良いのか、液晶画面に『『山田秋斗』』の名とメッセージ通知。素早くメッセージ画面を開きそれを確認して、今の状況を知り、自分が出来ることを考えながらまずは親友の桃子宛に「おはよう、桃ちゃん。今日は急な用事が出来たから、一緒に講義を受けれないよ。ごめんね。」謝罪メッセージと猫が頭を下げるスタンプを送信。常に持ち歩く鞄を片手に、玄関を出た。）


‥‥‥山田は自炊しないから、冷蔵庫には何も入ってない筈。薬とかも必要だよね？きっと。


（山田の生活感のないキッチンを思い出しながら、最寄りのスーパーでお米や果物、必要になりそうなものを大量に買い込んで山田へ連絡もせずに相手の自宅まで到着。息を整えるように一呼吸し、髪の乱れを隠すようにローポニーに結んでインターホンを鳴らそうとするが＂風邪でも学校に登校してるかもしれない＂＂風邪で休んでいたとしても、寝てるかも。"と考えた末、鞄からスマホを出し山田へメッセージを。返信が来るまで、此処で待とう。もし、返信に時間が掛かるようだったら学校だと思うからその場合は、玄関先に冷蔵庫へ入れなくても大丈夫なものを置い帰ろうと思案して。）


『ねえ、私に何出来ることある？今、山田んちの前にいるの。山田は学校？』
（首を傾げた猫のスタンプ。）


（／シスコン心を掴むような瑠奈ちゃん、ありがとうございました！！可愛かった！！「瑠奈、いつも以上に可愛さ増していた気がする。瑠璃姫に取り入れないと（ハート）」という感じでしたよ！

風邪イベントへの場面転換ありがとうございます！弱ってる山田くんが滲み出てました。『咳をしても一人』だなんて、今から行くからね！！と駆け込みました！ギルメンへのメールはタイミングを見て送信する予定です。ウチの茜に甘えてくださいませ。よろしくお願いします。）