「失礼致します、アルベルト王子、ジェルミア王子」(幾つか届いた配達物の中に自分宛のものを見つけた執事が運んでくれて、ノックをしながら声を掛けてくれて、中に入ると、「アルベルト王子宛にお荷物が届いておりました」と伝えてくれて。自分は、その声で目を覚まして、ゆっくり起き上がると「適当においといてぇ…」と言い)