『Black rose』【人外/極道/3L/再建トピ】

｢ブツブツ･･･現状のモデルでは全負荷時の出力安定に問題が･･･ハッ！？し、失礼致しましたぁ！開発副隊長の茶田沼英乃であります！以後お見知りおきをっ。｣
｢これより試作品A939の実戦テストを開始します。実験担当者は私茶田沼英乃と･･･えー、そこのあなた！｣
｢あなたを見ているとエンジンがオーバーヒートしていくのを感じます･･････主にあなたのギアに。あなた自体はそこまで。｣

姓名:茶田沼 英乃 (チャタヌマ アヤノ)
性別:女性
階級:副開発隊長
種族:妖類・化け狸

能力:水妖気機関技術
能力ではなく彼女自身が開発した技術
水を熱し生み出した蒸気を動力とするのが蒸気機関だが、違いを簡単に言えばこの水に人工的に妖力を加えた点。
妖力自体に力があるので少量でも高圧の蒸気を生み出すことが可能で、電気と同等かそれ以上のエネルギーを発生させる。

武器:水妖気機関技術を動力とした人造ボディ・全身に搭載された兵装・大型兵器群｢アヤカシ｣などの発明品

性格:基本的に大人しく温厚な性格で誰にでも下手に出る。
反面好奇心が高く特にメカに目がない。機械が絡むと一気にスイッチが入って暴走モードに入ることも。
一応倫理観も常識も持ち合わせており故意に一線を越えることはそうそうにないものの、なににおいても愛と優先度はメカの方が上で状況によっては若干ドライになることも。
仲間と愛機が崖から落ちそうになっていたらちょっと真剣に悩んでから仲間をとるタイプ。

容姿:(/※表現的に合うメーカーを見つけられなかったため誠に勝手ながら文章のみで失礼致します。何卒ご容赦ください。)

車掌を彷彿とさせる黒の帽子と丈の長いコートに身を包み、顔の上半分を大きなゴーグルで覆った女性。身長は180cm。
普段は帽子で見えないが頭頂部に生えている。
帽章には歯車と緑薔薇を合わせたデザインのエンブレムが光っている。

後述の理由から肉体を機械化しており、全身のほとんどが真鍮製の義体で構成されている。
くすんだ茶髪のボブカットや口元、ケモ耳など生身の部分はあるにはあるが、逆に言えばそのくらい。
ゴーグルに見える部位も単なる視覚センサーで外したところで眼球はない。仰々しいコートや帽子も義体部分を隠すためのもの。

堅固ながら全体的に滑らかな曲線を描くボディがスマートなシルエットを形作り、パッと見鈍い光沢を放つ甲冑に見えなくもない。
が、骨を思わせる無骨なマニュピレーター、腰の代わりに取り付けられた半体状の基部など、明らかに骨格を無視したメカメカしい部位がいくつもありすぐに生身でないと気付くだろう。
その他配管や圧力計などが剥き出しの状態で取り付けられている。
胴体部や手首は360度連続回転可能。

備考:
年齢は192歳だが、見た目や雰囲気は20代なかばの若い女性といったところ。
自己改造をライフワークとしており生身部分は脳と顔の一部分や呼吸器のみ。
兵器だけでなく日常の便利な装置の開発、備品や仲間の私物の修理に至るまで頼まれれば(頼んでなくても)引き受ける。
｢開発する｣という行為そのもの自体に執着しているようで、実験に付き合ったり自分を認めてくれる人達が好き。

明治時代、文明開化の象徴たる鉄道に反抗した化け狸達通称｢偽汽車｣。
線路上で蒸気機関車や障害物に化けることで運行の妨害・鉄道業の撤退を目論むも、時が経つにつれて一匹また一匹と轢かれ敗走を余儀なくされた。
茶田沼もまたその一体。生命力の高さから死こそ免れたものの、変化術の要である尻尾を含む肉体の大半を吹っ飛ばされる致命傷を負う。
･･･が、同時に彼女は全身を突き抜けた鉄と蒸気の圧倒的力に新たな希望と憧れを見いだしていた。
元より旺盛な好奇心ゆえ敵である蒸気機関についてひっそりと調べあげてはいた。
瀕死の体で廃材をかき集め、独学で水妖気機関技術を完成させ新しい心臓とする。
その後も憧れの汽車に近付くべく自分を実験台に開発を進め、全身の機械化に至る。
ただ周りの文明嫌いな化け狸達はそれを許さず、また変化術を失った今見た目を隠すこともできず人間社会からも人外からも追い出され、紆余曲折を経てBlack roseに拾われる。

見た目こそもろにレトロなスチームパンクだが、新しい物好きなので特に節操なく色々と手を出す。
原動力も妖気機関にこだわらず普通に電動を合わせたハイブリッドエンジンを用い、義体も｢格闘戦闘用炭素鋼義体｣や｢制圧用チタン製重装義体｣など用途に合わせて使い分ける。
真鍮製義体は人でいう普段着といったポジション。

関係募集:性別問わず実験仲間(もちろんそれ以外も大歓迎です)

(/>14にて開発副隊長希望した者です。ご確認お願いします。)