『Black rose』【人外/極道/3L/再建トピ】

「あーやめろやめろ、面倒事は見たくも聞きたくもねぇ。つーわけでだ、これに関してはお前に任せた。俺？俺はアレよ、隊長様にはお前らが知らねぇ用事が沢山あんだよ。…あ？酒飲むだけだろって？うるせぇ」
「ったく、死ななきゃ治せるからって無駄に傷こさえてくんな。言っとくがお前が今感じてる痛み、再生が終わるまでは俺も感じることになるんだからな。毎度毎度痛てぇもんだぜ、畜生」
「へーへー、とんでもなく不服だが働きますよっと。…はー、最近身体動かしてなかったから腕もなまってらァ。ま、とっとと終わらせて愛しのウイスキーに会いに行かせてもらうとするか」

姓名:ドミトリー・ジルキン
性別:男性
階級:治癒隊長
種族:妖類・"自称"純血の吸血鬼

能力:『転移』
直接、あるいは武器を通して触れたものを半径50m以内の任意の場所へと転移させることができる。自身や他者、物といった形あるものから怪我や痛みなどの漠然としたものや概念も転移が可能。治療の際は相手の怪我や痛みを自身の身体に移すことで相手のみを瞬間的に治癒させることが可能。ただし一度能力を行使したならば、数秒のインターバルを挟む必要がある。またあまりにも巨大なものなどは転移させることができない。
武器:二丁拳銃
性格:冗談や軽口が多い飄々としたものぐさな性格。態度も言動も不真面目で、面倒臭いことや暑苦しいことを嫌う一方で口ではとやかく言いつつも面倒見自体は悪くはない。裏ではしっかりと仕事をこなす、傷の転移により自分が痛むのも構わずに相手を治療するなど外面が悪いだけで、誠実さと一欠片の真面目さは持っているものの、そういった姿を人前で見せるのはどういうわけか嫌いらしい。自らを差別する人間に対しても特に態度を変えないが、それは無関心故。あまり人に踏み込まず、踏み込ませずの曖昧な距離感を保ちがちではあるが、仲良くなれば離別が辛くなるという理由が大きいようだ。
容姿:https://d.kuku.lu/6c3f11439
服装は臙脂色のワイシャツに黒のスラックス、黒のウイングチップ、膝までの丈の白衣を身に付けている。移動や戦闘時には背から蝙蝠の翼を生やすが、普段はしまっているため人間と変わりない見た目。しかし口を開けば長い犬歯が覗くため、人外であると区別することは可能。身長は185センチ、体付きは適度に筋肉がついているものの痩せ型。白衣の内側に拳銃を収めておくホルスターを装着している。

備考:"自称"純血の吸血鬼、それなりに長く生きているようだが年齢は不詳。見た目年齢は人間基準で言う30代後半。『Black rose』に入る前は各地をフラフラと彷徨っていたらしいが、経歴は不明。吸血鬼だということは確かだが、混ざりものである。混ざっているものに対してコンプレックスがあるらしく、本人は明かしたがらない。
吸血鬼という種族特有の優れた身体能力、再生能力は備わっているものの、半端者であるためか身体能力についてはアクロバティックな動きを得意とするだけで怪力ではない。再生能力の方も衰えており、中傷までならば短時間で治すことができるが、重傷以上の治癒は日単位の時間がかかり、致命傷レベルのものを自身に転移させると再生云々以前に死に至る。それに加え、曇天や夜など日が出ていない時間にしか再生は開始されない。また弱点も多いものの、こちらも半端者故にある程度は軟化されている模様。雨の下では全体的な能力に一段階デバフがかかり、日光の下では虚弱体質となり、銀の武器で傷つけられればたとえ癒えても痕が残る(左目の傷跡はそれによるものらしい)。そのため、戦闘適正そのものは高いものの本領を発揮できる場面に制限があること、またなによりもものぐさな性格のため、治癒隊長の地位についている。どういうわけか十字架などの聖なるものには完全な耐性を持っており、ごく簡単な西洋魔術ならば解呪なども可能らしい。
サボり癖がありヘビースモーカー、酒好きと人前で見せる姿はだらけた不真面目なものばかりだが、裏では仕事をきっちりと果たしている他、面倒見そのものも悪くはない。能力を行使しない通常の治療行為の腕も確かで、余程の大怪我や緊急時でない限りは主に通常の治療を行う。血を定期的に摂取しなければ衰弱するが、本人は血の味が嫌いらしい。とりわけ誰かから吸うのは特に好まないため、普段は輸血パックから直接飲んでいる。

関係募集:『Black rose』に入る前から親交のある腐れ縁(男性)、医務室の常連、サボり、酒飲み、博打仲間etc…。その他ご提案等いただけると幸いです。

(/17および23の者です。質問への迅速なご回答、ありがとうございます。PFを作成させていただきましたので、お手隙の際にご確認ください)