「…はい、きっと消されてしまっています。それに、主人にはもう素敵な恋人がいらっしゃいますから…思い出さない方が良いかもしれませんね」 (元悪魔は困ったように笑いながらもそう伝え、「2人目は部隊の同期です。彼は結婚をしていて、子供もいたのですが…」と呟いて。一方、青年は廊下から彼の声が聞こえると慌ててクローゼットの中に隠れ)