真夜中のピエロさん 2022-08-04 18:44:32 |
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…逃がすわけにはいかない。
(彼は静かな声でそう告げ、男の顎を掴み上げては「…きみは、僕の預かり処分だ。僕にはきみを預かる義務がある。」と今にも撃ち殺しかねない瞳で額に拳銃を突きつけ)
…やっぱ同じ学校のやつだったりして。
(やり取りの中で漂う学生臭に嫌な想像をしつつ、「今日はありがとうございました。よければ明日オフ会あるんですけど、そこで会いません?」と恐る恐るメッセージを送って)
…
(男はしばらく窓の外に目線を向けたままだったが、ひらりと舞ってきた蝶を見つけると手を伸ばし、指先に止まったそれを眺めていて)
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