……これ以上きみを見逃せない。 (彼は螺旋階段の中途で足を止め、男の傍まで駆け上ると男の顎に手を掛け、拳銃を突きつけて) … (若干笑いながら「大丈夫ですよ。よければ次のクエも行きます?」とメッセージを返し、側に置いてあった推しのクッションに埋もれて) ………死んでいるのかと思った。 (男は淡々と言い放ち、ファーコートを羽織ると感情の読めない瞳を相手に向け)