語り手 2022-08-02 21:11:00 |
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>57イルゼ様
...フフッ、そう。もうすぐつくよ。
(頭を撫でているとまた目を逸らされ顔を見ようと思ったところ、突如のんきな音が響き思わず吹き出す。笑ってしまっては悪いのかもしれないが、これはしょうがないだろう。まあ、空腹を感じる神経が出てきたなら大丈夫だろう。頭から手を離す。人間はたかが一日の最低限度のやることを忘れて暇になるだけで余計な事を考える。逆も然りだ。どうして人間は住むところが無くて食事を取らなくて眠れないだけで死んでしまうのだろう。不必要であればスラムも戦争も存在しないのに。神はつくづくモノを作る時どこか非効率にする畜生だ。そんな哲学的なことを頭からもみ消して相手に言葉を返し歩き出す。駄目だ、自分も相当空腹らしい。硬い整備された道を歩く横目に相手を見る。かなり好き勝手にやってしまったが、嫌われては無いだろうか?悩みながら、店の前に着く。品のいい外装の小さな店。それなりに値段の張った洋食店。相手に声をかける。)
ハイ、ここ。気に入ってくれることを願うよ。
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