語り手 2022-08-02 21:11:00 |
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>55イルゼ様
......!...ああ、謝らないで。大丈夫、大丈夫。君は何も悪くない。目を逸らさないで、こっちを見て。顔を見せて。僕は笑っているよ。大丈夫。
(表情から笑顔が消えて、怯えるようにこっちを見る相手にびっくりする。しかし逸らされてしまう。その様子は、あまりにも自分の嗜虐心を煽る物で、思わず背すじがぞくぞくとする。さっきまで自分も貼り付けていた人柄の良さそうな笑顔も消えて、狂喜に満ちた笑いになってしまう。彼女が目を逸らしていてよかった。もっと見ていたい。しかし、子供をあんまり長くいじめるというのは自分の哲学に反する。それは自分の幼少期周りに居た無責任な大人と変わらないからだ。慌てて正気に戻り声をかける。もう一度相手の頭に手を置き、小動物に触るように撫で続ける。大丈夫と優しく繰り返して、安心させるためにこっちを見るようお願いする。何も知らない人が光景を見たら、兄が泣いてしまった妹を慰めているように見えるのだろうか。自分はそんな者ではないし、彼女とはまだ出会ったばかりなのだが。ともかく、もう一度優しい微笑みになる。だが、先程の作ったものとは違い、そこには確かに子供の笑顔を望む優しさが浮かんでいた。)
そうなのかい?嬉しいな、職人冥利に尽きるよ。
(言葉を聞いて顔をほころばせる。自分の作ったもので子供が笑顔になるというのは、なんと嬉しい事だろうか。「教えてくれてありがとう」と言って、ご機嫌になる。)
(/全然大丈夫ですよー!素敵なロルを有難うございます!)
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