語り手 2022-08-02 21:11:00 |
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>48イルゼ様
(じっと自分の事を見つめる相手にもう一度しっかりと人畜無害そうに微笑む。はにかんだ相手の顔と言葉を聞くと、そんな感じの様子ではなかったけど、と頭の中で疑問を浮かべる。それに、おそらく相手は自分に不信感を抱いているように思える。また目の奥がわらっていないのだ。しかし、まぁいいかと納得する。こういう目も好きだが、あまり一気につついて遠ざかれても困る。「いーや、僕がちょっと人を見るのが大好きなだけ」あくまで穏やかに、綺麗に。「そっか、お腹が空いていたんだね。よしよし、大丈夫。僕がなんでも好きなごはんをごちそうするよ。一緒に食べない?」と言って、幼子を安心させるように相手の頭をふわふわと撫でる。サリエルが不審者と言われるのは、思春期の子供に幼子と同じように接するから、こういうことを頻繁にしてしまう所でもある。食事をごちそうすると言ったのは、まだ恐らく本当の意味でのあの顔をしていた理由は聞けていないからである。自分が相手の興味を惹けるものなどお金でなにかをごちそうしたりプレゼントしたりするか、自身が今持っている数個の自作のおもちゃしかない。)
>49輊廉様
(相手が歌いだし、その不思議な音色に驚く。なんとまあ、人間離れしているものだ。子供も思わず泣きやんで歌を聞く方に意識を向けている。歌が終わると、子供に声をかけてなにかのお菓子を渡している。その光景を見て「良かった...」と呟く。)
「......どうも、いただきます」
(差し出された手からお菓子を受け取ると、口に入れる。これまた溶けるように甘くて美味しい。お礼を言って、ひとつ疑問に思う事を聞く。)
「なぜ輊廉様がここに?お仕事はおやすみなのですか」
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