検索 2022-07-09 20:46:55 |
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【良太郎】
ふふ、それは頼もしいね。じゃあ切り札の方は頼んだよ。僕らでなるべく鬼は抑えるけど、君の方へ行っちゃうかもしれないから気をつけて
(大きく困惑したり戸惑ったりしない様子に驚いていれば、それらを事件と称して経験済みであるとさらりと語られる。そんな仕草も探偵らしくて小さく笑う、きっと探偵としても仮,面.ラ.イ.ダ.ーとしてもこれまで様々な事態に巻き込まれて仲間と乗り越えてきたのだろう。自分達と同じように。それぞれの役割が決まったところでナオミさんから到着のアナウンスがされた。時の歪みは膨らんでいていつか元に戻せなくなってしまう、その前になんとしても鬼を再び封印しなければ。デ.ン.ラ.イ.ナ.ー.が到着すると相手に声をかけられて下車し目の前にある扉をくぐる。どうやらどこかの公園のようだ。十数年前の風.都についたなら早速行動開始だ、そう気合いを入れたところでウ.ラ.タ.ロ.ス.が体へと憑依して髪に青色が一筋走る。鬼が封印されている場所はある程度目星がついているが詳しく場所を探る情報収集のために一番自分が適任だと思ったのだろう。『それじゃあ切り札の方はよろしく』とキザったらしく手をふると相手とは別行動を開始して)
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…………
(二人が時を超えて降り立った公園、そこは人気もなく子供の遊び声も聞こえないがその中で一人静かにブランコに腰掛けている男の子がいる。本来風の街を見ることができる方向とは逆向き、壁に向かって座ったままブランコを漕ぐでもなくただただ地面を見つめているだけで)
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