検索 2022-07-09 20:46:55 |
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君たち程では無いけど厄介な事件に巻き込まれることが多くてね。…切り札。鬼側も探しているのなら僕たちが先に見つけなければ。鬼退治の伝承が伝わってるならその切り札のありかも分かるはずだ、祠の件を含めて切り札探しは任せてくれ。
(相手が頼りないように見えて一本芯が通っているというのは前回で分かったことだがそれでもモ.モ.タ.ロ.スが居ないことに何処か寂しげだ。その事態を解決する為にも今後の方針を伺うと相手の目が瞬く。彼らと関わった事件だけでなく時を司る王様達との経験もあるおかげで一般的な探偵よりも時間に関しての知識はあるつもりだ。さらりとそんな事を告げつつ方針としては間違ってないようで鬼を封印するための方法が共有される。その中に相棒のメモリでもある切り札という単語が出てくると思わず反応してしまう。どうやら文字通り人間にとっても鬼にとっても重要なアイテムのようでどちらが手に入れるかで事態が大きく変わってしまうようだ。ならばより一層すぐに切り札を見つければならないだろう。相手の言う通り鬼退治の伝承が残っているならそれに使われた切り札も何処かに残っているはずだ。それがある可能性が高い祠の件も含め切り札探しに深く頷いて引き受けた。大体の方針が決まった所で目的地が近いのか到着のアナウンスが流れて列車が減速していく。こちらが相棒がいなくて本調子でない分鬼の多い場所を担当してくれるのは有難い。左隣にいつもの頼れる存在が居ないのは落ち着かないが歪みのある時間につきデ.ン.ラ,イ.ナーが停車すれば「行こうか」と相手とイ.マ.ジ.ン達に声をかけ)
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