イニール 2022-01-26 01:00:51 ID:0ee18fced |
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>イールトルートさん
「おっとこれは悪いね。好きなだけ入れてくれ」と、慌ててパウダースティックタイプの砂糖とミルクをテーブルに広げる。
どちらも紙包装には赤い字で「Lou Lee Lewis's Lunch Lair」と書かれていた。
ついで自分のカップを置くと天使と向かい合う形で席に着く。
「(ここ生まれの君が知っているかは知らないが)過去に僕らのおじいちゃん世代が君ら天界相手にロック掲げて革命起こしたかもしれないけどさ、まぁ、なんだ。僕ら世代は仲良くやっていきたいな。」
そう言ってコーヒーを一口すする。
火葬炉よろしく燃え狂う口内に放り込まれ、コーヒーはまたたくまにジュウと鳴いて黒茶色の蒸気と化す。
・・・・・・こともなく、ゴクリと音を立てて普通に喉を降りていった。
炎の髪が帽子を燃やさなかったのと同様に、頭部の炎もまた触れたからといって必ずしも万物を焼くとは限らないようだ。
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