刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 言いたい事だけを言って足早に去って行く相手。仕事に命を懸け仕事を趣味としていると言っても過言ではない位の勢いに身が引き締まると同時に小さな違和感のようなものも覚える。が。いまはこの事件をいち早く解決するのが先決。一から十までを相手に頼り、相手の言う事だけに従っているようではいつまで経っても先に進む事は出来ないのかもしれない。鞄を抱え直し署内へ入ればそのまま足早に廊下を進み自身のデスクまで一直線。コートを椅子の背凭れにかけてパソコンを立ち上げれば画面を凝視しながら被害者に関する今日の聞き込みの情報を打ち込んでいき。それからどれくらいの時間が経ったか、目の奥の重い疲労に気が付くと一度双眸閉じデスクに置いてあったペットボトルのお茶を一口。その後調べるのは現場に居合わせた別の警察が親切にもくれた情報の一つ、凶器となった狩猟用のライフルの事。一番近い場所として被害者が働いていたレストランのある場所としてから30分程の所にある店で売られていた事を突き止めては元々持っていた場合を除き、ここ数日で誰か購入した人がいないかの確認の電話をいれて )
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