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> 琉青くん

「おはよ、おー流石。ノリ良いなぁ！
じゃあLサイズのピザ3枚……っと、そういえば琉青くんってお酒飲める子やっけ？」

誰も手を挙げないかと思いながらした提案に食い付いてくれた彼、目を輝かせて嬉しそうにスマホに添えた指先を動かすもアルコールのページを開けば画面から目を離して椅子の背もたれに背中を預けつつソファに座っている琉青に視線と質問を投げ掛け。

>亜季ちゃん

「お疲れー、んー、あー…特に決めてへんなぁ…琉青くんと2人やったら協力プレイ物って思っとったけど3人4人とかやったらスマ〇ラとかマ〇パとか…みんな参加やったらもうトランプとか人生ゲームとかか…？」

本当に気兼ねない発言、内容は決めていない適当な言葉だった為に言葉が淀むが部屋に戻れば選択肢は沢山ある、とぼんやりと思い出しながら返答し

>一夏ちゃん 潤ちゃん

「おはよう、……ん、心配してるん？ありがとうな、潤ちゃんが俺に美味しいコーヒー淹れてくれたらその心配も無くなるんやけどなぁ…なあ？」

2つの心配をする彼女が何処かおかしいながら可愛らしくククッと笑ってしまう。大丈夫、と言いたげに軽く頭を撫でるとまた潤ちゃんにもの欲しげな視線を向けて

>音葉ちゃん

「おーはよう、俺より遅いの珍しいなぁ。はよ顔洗っといで。それともお兄ちゃんが目ぇ覚ましたろか？」

普段この時間に顔を出さない自分が言うのも何だが、と思いつつまだ夢現な彼女がリビングに入ってくるとヒラヒラと手を振って冗談混じりに声を掛け