satisfied　──〆

…ふー。ん、俺の外面じゃない方を気に入ってくれんのは相当な物好きだよ。自覚があって良かった。勉強熱心だこと。但し連れて行くなら相応の恰好して貰うからね。俺の隣なら尚更。マジで？お前ホントにハイスペックだよな、…喋らなければ。後々笑い話になりそ。そりゃあデカいでしょ。パーソナルスペースが人並み以上に広くて、んでもってスキンシップも本来苦手なんだよ。…許してんのお前くらいなの覚えておいて。それ聞くと、夏は一見優男風味だから尚更ギャップがあんね。( 獲物が釣れたとばかりに密かににまりと笑えば耳に吐息吹き悪戯 ／ まじまじと相手を見詰め呟き零し ) 本当に分かってんのかなお前は…。夏が飽きるまで付き合ってあげてもいーよ。ミルクスープのお返し。ほら、手ぇ出して。握ってやるから。太りにくい体質だから問題なし。ついでに夏の手料理も幾らでも食えちゃうかんね。そこまでチョロくねぇよ？ああでも、可愛くお強請りしてくれんなら考えるかな。( 呆れ半分嘆息しながら肩口へ顎を乗せ ／ 敢えて意地悪な解答で応じれば隣人へ目配せし )