satisfied　──〆

まだ真っ赤じゃねぇし。うっせ、流石に正当だわこれは。分かってないね、黙ってれば男前じゃん。俺に初対面から引っ付いて来んのは、下心有りきか物好きだけだよ。寂しい事に。…マジ？んはは、嬉しーな。改めて言われると。ノームコアは飾り気の少ないシンプルなやつ、他のアイテム次第でどうにかなる服装。トラッドは簡単に纏めれば品のいい服装。詳しくは一緒に買い出し行った時ね、百聞に一見はしかず。…ありがと。努力の証はちょっとむず痒いけど有難く貰っとく。え、なに、流石に逃げられる程の猫可愛がりはしねぇよ？べたべたに弄んないから安心していーよ。それにしてもサラサラだね、お前の髪。綺麗。( 背凭れに体重を預けては顔を両方の掌で覆いながら文句を垂れ ／ 独白滲みた口振りで指通り滑らかな髪質を褒めて ) うわぁ…最高。じゃあ次はうどんにしようよ、夏のお勧めのアレンジも食べてぇし。…欲張りになったら制限付かなくなるから敢えてセーブしてんの。それに今は夏の作る飯で十分に幸せ感じてんのも嘘じゃねぇしさ。( 食指揺らしながら一つ提案を ／ 様になる仕草を横目にソファ上で身体丸めながら何気なく本音零し )