satisfied　──〆

ひひ、寂しがり屋かよ。まァ、俺も新と過ごす時間減るのは嫌だし、休みの日か…新と一緒に映画見んのはアリ？腕によりをかけて使ってやんよ、ほっぺた落とすなよ。…痕残すのはやめろよ？修羅場と勘違いされる…。ひひ、かっわいー。照れてんの？はぁ、たくっ…顔あっちぃ。あんまこっち見ないでくれます？(喉の奥を震わせて笑みを零すと一緒に見ようと提案し／パタパタと手で顔を扇げばご機嫌な様子にじろ、と視線を向け)いや、違くて…新のことだから卵焼きとか言いそうだったから意外で…。へいへい。ん、大丈夫大丈夫。あとは具材入れて鍋の元入れて火を通すだけだから噴き出さねぇよう見てて、溢れそうになったら火を止める。俺は箸休め作ってるから。しゃァねぇだろ、普段猫かぶりしてんだから…俺も俺で素直になれねぇのが悪いんだけどな(ぽかんとする顔をちらりと見ては申し訳なさそうに眉を下げ、着る毛布を抜き取っては離れようと立ち上がって／ぶすーっと拗ねてはいたが素直になれない自分にも非はあるとそっと顔を逸らして)