satisfied　──〆

んふふ、機嫌直して。大体夏程の腕前の料理人を俺が独り占めって勿体なくね？出たよ、飴と鞭だ。俺の事侮ってる？散々一緒にいた分、お前に似合うスーツなんて簡単に見繕える自信あるよ。だからスーツに着られてる、なーんてダサい事になんない。安心して。カクテル楽しみにしてんね。それ糧に仕事に励める気がする。それは勘弁だな、雰囲気でねぇじゃん。頑張って、夏なら出来るよ。( 困り眉で笑み湛え顔を覗き込むように姿勢変えて ／ 根拠のない自信引っ張り出し半ば適当とでも捉えられる物言いで、何処か傍観するように淡々と ) でしょ。細かい作業だとか難しくなるだろうし、…第一俺が手伝っても足手まといになりそうだしね。そこん所は甘えていーよ。キムチ鍋に賛同してくれるくらいだしね。忘れてねぇ？俺楽しみにしてんだから。…なんかどんどん約束増えてくね俺達。消費しないと。やった、ご褒美じゃん。特別美味いの食べれんなら暫くの間仕事もスムーズに捌けそう。猫耳メイドねぇ、…女の子がやるなら可愛いだろうけど。夏はそのまんまが男前だし可愛いから、変に色物になんなくていーよ。グレードアップさせたいんでしょ、そんなら一回素で頑張ってみたら？( 擽ったさにぴくりと反応示すも抵抗は無く、熱を分け与えるように絡ませた指はそのままで ／ 頬杖つき双眸を細め相手を見据えては助言とも取れる一言を )