月詠葬(ツクヨミソウ) 月齢14の晩に死者を月光に晒す葬り方。 肉体は神に返還され、魂は宇宙(そら)へ帰ると言い伝えられている。 月詠葬は、力のある限られた者によって執り行われる事で意味を成す。 その為、死者の恨みをかう、災いを呼ぶ野蛮な黒魔術だ、など忌み嫌う者も多い。 現在では、とある一人の少年が唯一の継承者。 噂では、その少年はまだ未熟な為、度々死者が蘇り、災いをもたらしているらしいが…?