路地裏事務所 2021-11-03 00:42:01 |
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>エース
生憎と僕もそう思っているのだよ…僕は何も少女の両親を責めに行く訳では無い。彼らには彼らの理由があって選んだ道なのだろうからね。
(しっかりと金額を確認しつつも、より大きな対価が渡されるはずの依頼には両手をあげる。この少年の有能さはこういうところに表れるのだろうと思いながら、僕はまた煙草の煙を吐いて。ソファーにやる気なさげに座る商売相手に態度の悪さを咎めた先刻の事をからかいたいところだが、「彼女を買った奴がいるかもしれないんだろう。しかもそれは、彼女らと対等な身分の人間じゃない可能性が高い…警察にも言えない秘密事の首謀者、ならば僕が狩っても問題あるまい?」と。吸い終わった煙草はしっかりと火を消してから捨て、彼の隣に腰を下ろせば脚を組んでにこりと微笑み、)
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